『Singer Song Lovers』
税込価格480円
アミお気に入りの音楽が
小説になりました。



『First Love』
税込価格480円
大好評発売中です!



新刊『Mermaid Skin Boots』税込価格1365円 ずっと“2番目”だっと女の子が主人公の気持ちが暖かくなる恋愛小説です。


文庫『Miracle』税込価格480円 邪悪と無垢を併せ持った女性の愛を描いた物語です。





6月1日

 あたしの大好きな季節がきた。
 春から夏への、世界が色んな香りや色彩に満ちていく、いちばんエロティックな3ヶ月間。
 昨日も道を歩いてて、名前もわかんない白い花の強い香りに、思わずくらくらしてトランス状態になっちゃった。まわりの人が見たら、ちょーへんな人に見えるかなって心配になるぐらい、エクスタシーを感じた(笑)。あとでしらべたら馬酔木っていう花かも。馬がよっぱらうぐらい強い、いい香りっていう意味だよね?
 よく仕事場にサンダルウッドやローズのお香を炊いてトリップしてるけど、ほんとに春と夏の匂いは細胞に染みるよね。
 文庫新刊の『Singer Song Lovers』、6月8日に出ます!! 直前なので、ここに出てくる5つの短編のタイトルにもなってる5人のミュージシャンの、それぞれの歌と作品のシンクロのカタチをみんなに紹介しちゃう。

 Salyuさんの「アイアム」。
 切り裂くような彼女の声で「あたしはあたし」と歌いかけてくる名曲から着想した作品は、細胞の奥の奥まで潜っていく「あたしは何者なの?」っていう問いかけがテーマ。
 都立高校に通う主人公にとって、自分の生きている証を探す方法は、他人と少しだけ違っている。それを隣の席のセイゴに見抜かれた日に……。
 アヴリル・ラヴィーンの「Take me away」。
 私をどこかに連れて行って。アヴリルのせつない歌声は、どこかに毒がある。その毒はきっと女の子なら誰でも持っている、カラダの中心にある劇薬。
 優しい恋人に飽き足らなさを感じている「あたし」は、ある日、街でむかつく態度のホストに出会い、思わず彼を罵倒してしまう。それがきっかけで彼女の中の「毒」が爆発するまでのカウントダウン。
 Mr.Childrenの「Any」。
 思い描いていた道を歩けなくても、心の色がいつか変わっても、自分らしさに変わりはない……。そんな名曲です。小説の主人公はフリーター。夢がひとつずつ消えていき、現実の厳しさに打ちのめされる日々。「ぼく」は彼女との生活に終止符をうち、最後の「自分らしさ」に賭けるけれど……。
 尾崎豊「Can't Sing Even The Beginning」。
 いつももがいていた。自分らしさに正直であるためにいつも誰かを傷つけ、気がついたら愛を見失っていた……。
 そんな伝説のミュージシャンの心の叫びにシンクロしてできた作品。
 自分であることに疲れきってしまった孤独な高校生の「ぼく」。ある日、自分を葬る計画を後悔せず実行に移すために、1人のメル友の女の子とオフで会う約束をするけど、それは2人にとって運命の日になる。
「ぼく」は自分の生きるはじまりを、見つけられたのか?
 くるりの「ばらの花」。
 明日、2人でどこかに旅に出よう。思い切り泣いたり、笑ったりしよう……。大好きなくるりの名曲。同棲している恋人と、ある事件がきっかけでぎくしゃくしはじめた「あたし」。住んでいるシモキタの一角には、恋を壊す不思議な神秘の力が働いている? そう疑いはじめた「あたし」は、その力を断ち切るために、育てている「ブルーヘヴン」という青いバラに願いを託すが……。

 この5つは、自分でも恋愛に悩むと読み返したくなる、恋愛成就エネルギーがめっちゃ詰まってます。
 どんな不思議なカタチでも結び合う心の強さは、あたしたちを新しい世界に連れて行ってくれる。
 きっと、どこかに「そうか、あたしの求めてるものはこれだったんだ」ってはっとする発見があると思う。
 カッコ可愛い、Chiemiちゃんのブルーグレーの眼差しを本屋さんで見つけたら、必ずゲットしてみてね!!


お仕事情報

 JAL携帯サイトで、「五感動北海道」というキャンペーンのために、4回連載の連作短編小説「Lover's Tree」を執筆しました。
 6月9日からアップされるのでチェックしてみて。
「JAL北海道2006」というキャンペーンのページです。
 心に距離ができた恋人カッツとミクは、ある賭けをする。
 1週間の北海道旅行。最後まで一緒に過ごせるかどうかで、別れるか続けるかを決める、と。
 地平線の見える丘で決断を迫られる2人の前に、伝説の「恋人の木」が現れて……。あたしが撮ったリュウスケとAYAの写メつきです。

 また、原案と、シナリオ(共同)を執筆した映画「虹の女神 Rainbow Song」のサイトはhttp://www.playworks.jp/jp/をご覧下さい。

「人魚姫と王子」桜井亜美インタビュー
X-TV http://www.x-tv.jp/


桜井亜美オフィシャルサイト[Eternal Wind]
Eternal Wind


桜井亜美オフィシャルブログ
blogキアノス・ブルー