12月15日
もうすぐ2006年も終わり。
その前にクリスマスがあるけど、なんだかもう年の瀬っていう感じ……。
たくさん応援してくれて、たくさんの言葉をくれたみんなに、心から感謝してます!!
今年はみんなにとって、どんな1年だったのかな? あたしにとっては、ものすごく大切なことを学んだ年だった。オトナのふりをしていても、どうしようもなく未熟な自分をいつも感じてたけど、今年は色んな体験をして、少しだけどその未熟さから、成長できたかもしれない。
たとえばものを作ること。
たとえばヒトと心を分かちあうこと、
たとえば誰かをどうしようもなく好きになること。
たとえばなにかに責任を負うこと。
たとえば憧れをカタチにすること。
たとえばコトバにできない感情を伝えること。
自分の未熟さで苦しんだことの根っこにあるのが、いつも、心を傷つけたくない、守りたいっていう閉じた殻のせいだったと、今はよくわかるようになった。
でも、ほんとはそんなもの、大したことじゃないってことも。
殻は割ってしまえばいい。
心を揺さぶる激しい情熱、強い感情は、殻を壊してあたしたちを知らない場所に連れて行ってくれる。
ちょうど椰子の実から成長した芽が、いつか実の殻を割って大樹になるように。
その生命力を信じさえすれば、あたしたちの中にある想像もつかないほどのエネルギーが、必ず今日から明日へ、そして遠い未来へ、心を運んで行ってくれる。
ここからはバルセロナ報告第2弾「亜美の心の旅レポート」
です。
この街の美術館やカテドラルで、たくさんの聖母像や絵画の中の女のひとを見た。少女、貴婦人、農婦、魔女……陶器でできたキリストを抱いて静かに俯く大聖堂のマリア。モンジュイックの丘にあるカタルーニャ美術館で見たロマネスク様式のファム・ファタールたち……。今までは別の星みたいに遠い世界の存在だった彼女たちの何かが、自分の中にもあるのを見つけて驚いた。
どんな芸術家もアーティストも、女をこの世界の花、神秘の宇宙、愛の象徴として描く。ダリもミロもピカソも……。みんな女の中に「永遠」を見てる。
あたしはずっと、そんなアートの中の女の人は自分とはすべてが違う別の生物、としか感じられなかった。自己嫌悪が邪魔したり、今日を生きるので精一杯で、自分の内側にはそんな美しさなんてないって思ってた。
でもあの街の、「アート=命」っていう感覚に触れて、あたしの中の何かが変わった。いつ完成するかもわからないサグラダ・ファミリア教会を黙々と作る大工さんたちは、「建物を建てている」んじゃなくて、ガウディの魂を、命を刻み続けてる。
そしてその行為は、愛。命を愛することがアートなんだって、心の底から実感した。
あたしたちが誰かを心から愛するとき、その存在そのものをいとおしく思う。何かをしてくれたとか、してくれないじゃなくて、そのひとが生きてることそのものが、歓びになる。
何かと比較したり、計ったりすることなんて絶対できない。
その無償の愛が、アートの魂。
そして誰かを心から愛せる素直な心に戻れば、アートの中に自分の本当の姿を見つけられる。天才画家たちのミューズも、「ロミオとジュリエット」のジュリエットも「ハムレット」のオフィーリアも、あたしの、そしてすべての女の子の中にいる。自分に嘘をつかなければ、心を揺さぶる思いに忠実に生きていれば、女の子の「永遠」にいつか出会えるんだと気づいた。
きっと「永遠」はある。
すべての殻を破って心の最後の扉を開けたら、そこが永遠の世界。
プライドも、恐れも,不安も、後悔も、すべてが消える魔法の国。
空と宇宙に続く永遠は、きっとあなたの心の中にある。
誰もがそれを探すための旅をしてる。いのちを賭けて。
そして、今、聞いてるジェームス・ブラントの歌みたいに「You' re beautiful」!!
心の深さを見つめているヒト、心の磁石に忠実に生きてる女の子は、みんな眩しいぐらい美しい。
そしてあたしも、そんなふうに生きていきたい。
PS ずうっと公式サイトやBBSの管理人さんとしてお世話になっている小宮さんのウェディング・パーティーに出席しました!!
場所は横浜。みんな愛犬連れで、進行もドレスも手作りな感じがとても素敵でした。
シアワセいっぱいな2人の顔を見てたら、なんだかホカロン1000個分ぐらいあったかい気持ちになった!
心から、おめでとうございます!!
(亜美情報)
ブログにも書いたけど、あたしが監督した映画「人魚姫と王子」は、来年春に劇場でみんなに観てもらう計画です。
しかも「同盟」を結んでるある作家さんの映画と一緒に、みんなも参加してもらえる学園祭ノリで、思いっきり楽しくやります!!
この同盟のことや詳しい計画は、少しずつブログでお知らせして行くので、楽しみに待っててね。
JALのサイトの「九州スペシャル」のところで連載小説第二弾「Ghost's Letter」が公開中です。
今度は大好きな福岡、博多が舞台。
「Lover's Tree」と同じように、美しい映像と音楽とのコラボで、博多をうっとりするぐらい綺麗に魅せます。
たった一度だけのキスをした同僚、ナガセとの出張旅行の間に、彼の本当の気持ちを確かめようと決心する主人公。
遊びだったのか? それとも本気? キスからほんとの恋愛までの、長くて短いドキドキの距離を味わえる、きっと旅に出たくなる小説です。
ぜひチェックしてね。
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