2月14日

 昨日はバレンタイン・デー。
 うちの近くにある某有名シェフのケーキ屋には、マダムやOLが沢山列を作ってた。
そこは一粒500円とかすごく高いから、やっぱりそこで買うチョコは大本命にあげるんだろうけど、それにしてもすごい気迫。バレンタインは何もしない派のあたしは、ただ「すごい!!」って感心してた。
 でも、ほんとに好きなら一年365日、バレンタイン。いつでもどこでも、告白ぐらいできる。チョコがなくても、代わりに甘いキスを贈っちゃえ!! キスから始まる恋もあるさ・・・・。
 最初は軽いフレンチキス。相手が乗ってきて「ここだ!!」と思ったら濃厚なディープ・キス。たとえ刹那のラブ・アフェアに終っても、優しい思い出にできる強さがあれば、告白なんか怖くない!!
「強さ」っていうのは、依存するほどメロメロにラブしてても、その結果がたとえバツでも、最終的に自分の価値はそこに左右されないっていう、精神的なビッチ(スラングではしたたかな女とかいう意味だけど、亜美的には自立してるっていう意味)精神みたいなもののこと。
「あなた(君)がいなくちゃ生きられない」って言葉では言ったとしても、ほんとは生きられるんだよね。フラれたって、拒絶されたって、そんなことでは自分の価値は否定されたりしない。告白して傷つくのが怖いとか、恥ずかしいとか、そんなのぜーんぜんっ平気。
 だから告白に一番いいトレーニングは、自分っていう唯一無二の個性に存在に自信を持つことかも。

 さて、大切なお知らせ。
 今年、今、4月に出す文庫「クロムハーツ」を作っている真っ最中なんだけど、これはあたしにとって原点に立ち戻ったとても大切な作品です。
 主人公、真行寺憧子はあたしの中に住む分身の一人で、きっと皆の中にもそう感じてくれる人がたくさんいると思う。
 あたしたちは自分の醜さ、嫉妬、破壊願望、エゴ・・・・そういうダークな部分といつも隣り合わせ。他人には押し隠していても、自分だけは欺けない。時にはそんなダークな力に支配され、振り回されてしまうあたしたちが、悩みながら「クロムハーツ(錆びない心)」を持ち続けるのはとても難しい。
 高校で偽りの善人になることや、大人の背伸びした恋を楽しむフリをすることに疲れた17歳の憧子が、最後に辿り着く場所はどこ? 
 亜美的にはこの「クロムハーツ」をシリーズ化したいと思ってる。憧子の心の光と影を、一緒に味わって欲しい。そして表紙はおなじみ女の子の星、蜷川実花さんの、ミステリアスで美しい少女の神秘的なポートレート。かなりぐぐぐっときます。

 女の子に潜むダークな心とセックスの感じ方との強い繋がりを、俊くん演じる謎の男アギトが暴露する「Flozen Ecstacy Shake」も、ますますテンションが上がってます。
 真中瞳ちゃんの凛花と沙夜はまるで別人。コレクションでも活躍するヒロさんが2時間かけてヘアメイクし、コスチュームもスタイリストの長さんが考え抜いて選んだものだけあって、更井真理さんの写真は光ってる!!
 真理ちゃんはアメリカでカメラマンとして活動してから帰国して、「ミニ」「H」「GQ」などで幅広く写真を撮ってる元気なポジティブおねーさん。作品は日本人離れした躍動感や陰影に満ちたドラマ性が魅力的だよ。



(( 必見!!! ))
亜美からバレンタイン・プレゼント
のお知らせ


 バレンタインに贈り損ねた人、もらい損ねた人のために、亜美的バレンタイン・プレゼントを贈ることに決定!!
 12月に出した「First Love」のサイン本に亜美パーソナルプレゼントをつけてなんと20人にどーんとプレゼントしちゃいます。
 何をプレゼントにしたら皆が喜んでくれるか、頭をひねった結果、あたしのお気に入り愛聴CDとコスメグッズを大放出することに決定することに決定。CDは新品同様まったく無傷のもの、コスメグッズは新品です。

1 RIZEのアルバム「NATURAL VIBES」
2 アラニス・モリセットのアルバム「サポーズド・フォーマー・インファチュエイション」
3 「ジャスティン・ケース」 イギリス期待の大型新人、出たばっかりのアルバム。ちょっとオアシスっぽいボーカルグループ。
4 亜美的お気に入りコスメグッズまたはマニキュア アナスイあたりか?
5 ミステリー・プレゼント 着くまで謎。期待度大????

 サイン本プラスプレゼントが欲しい人は葉書の裏に〒、住所、電話、名前、年令、欲しいプレゼントの番号を書き、下記のあて先へ送ってください。

〒104-8011
東京都中央区築地5-3-2
朝日新聞東京本社出版局
文芸編集部 矢坂美紀子




PS 最近見た映画で超アタリが2本あったから紹介するね。
 最初はマイケル・ムーア「ボウリング・フォー・コロンバイン」。コロンバイン高校の生徒乱射事件を体当たり取材しながら、アメリカから暴力や銃が決して消えない矛盾を追及する爆笑問題作。結果的にイラク攻撃がなぜマチガイなのかも、自然に分かるようになってて、笑いながら頭がワンランクアップするクレバーな作品。絶対のおすすめ。
 それから黒沢清監督の「アカルイミライ」。オダギリジョーと浅野忠信、藤竜也プラスクラゲが、すごくよかった。あとあとまでいろんなことを考えさせる作品。
 いい映画は、時間がたつほどイメージが鮮明になる。そんな小説を書きたい。


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