2005年今年最後の原稿です。
 本当に毎日毎日、萎縮していく全身の筋肉障害と戦い、それを副作用と認めない「厚労省」と「医薬品医療機器総合機構」と戦ってきた7年目が終わります。毎日の流動食とリハビリ、そして全国のみなさんから頂くメールや手紙そしてお見舞いで、苦しいながらもどうにか今年も生きてきました。本当にありがとうございます。来年はいよいよ副作用認定裁判も大詰めです。1月27日の第10回公判、多くの方が傍聴に来て下さい。最近は腰とノド、そして太股の筋萎縮がますます進行し、リハビリも大変です。でもみなさんからのメールやお見舞いに励まされ、気持ちはまだまだ元気です。来年もたくさんのメール、待ってます。またぜひ俺に会いに来て下さい。一人でも多くの人に会って、話せるうちに話をしておきたいですから。
 世の中はマンションの「耐震強度偽装問題」で揺れています。また金、金、金の金に目がくらんだセミプロの仕事が公に出ました。いつかバレルのにおろそかな、チンケな人間の仕事が浮かび上がりました。何の仕事も「現場が原点」です。俺は、本社のデスクには会議以外では週に1、2回しか座ってなかった。全国を飛び回って現場を見ていた方が圧倒的に多かったな。その方がいろいろ改善案が浮かんだ。いつも本質が見えた。部下の報告内容の確認もよくできた。現場に行って、スーツを脱いで、ツナギや制服に着替え、いきなり水戸黄門のように全国各地に現れる。楽しいんだよね。暑い時は汗流してビール飲んで、寒い時には凍えた体で鍋を囲む。それを忘れて都会のビルの中でエラソウに指揮取ってるから、方向を間違えるんだよ。「お客さんの声」と「現場の人間の苦労」、これを確認しないで、自分だけで天下取ったように「酒」と「ゴルフ」「女性」じゃあ、プロの仕事はできない。どの業界も何で飯食っているのかを忘れたバカ者はのたれ死ね。
 2001年東京女子医大病院で起きた心臓手術事件。東京地裁・岡田雄一裁判長は、11月30日に「機器欠陥予見できず」と手術で死亡したのに「医師の無罪判決」を出した。まさしく病院側の責任が宙に浮いた。当時12歳の女の子が手術によって死亡したのに刑事責任を追及できない今の法律。いつまでこんな事やってんだよ。薬の副作用に「筋肉障害」「神経障害」をうたっておいて、その障害が出たのに認めない「国」と「製薬会社」、待ってろよ。そのうちに、裁判に提出した診断書、意見書などすべてマスコミに公開し、俺の体も全て公表してやるからな。「第一三共」も「キッセイ」も、メジャーニュース番組全てスポンサーになって俺の症状と裁判、そして本も水面下に隠しているが。事実、真実はいつか明らかになる。「耐震強度偽装問題」と同じ。俺が自分の体と、全ての証拠をバクロして、真実を世の中に公開してやるからな。「第一三共」「キッセイ」役員は全員首を洗って待ってろ。そしてそれを同じく水面下に隠ぺいしようとしている「厚労省」と「医薬品医療機器総合機構」も全員実名で次の本に書いてやるから楽しみにしてろ。腐ったこの「官僚天下り薬事行政」、俺がぶった切ってやるから。全国のみなさん、応援待ってます。お見舞いカンパ支援、本の応援、たくさん下さい。来年もバッサバッサふざけた野郎は全て実名で公表してやりますから。裁判楽しみにしていて下さい。
 今、人間の三大欲である「寝る」「食う」「男としての喜び」、全て断ち切られ丸7年。でも、誰にも負ける気がしない。俺以上の修行をした者が他にいたら教えてくれ。宮本武蔵の「五輪書」以上の原稿を書いている。「寝れない」「食えない」「喜べない」、こんな体で7年間、裁判戦ってみろ。半端な奴は全てぶっ殺す。この修行も8年目に入る。今俺が元気になったらどの業界でも「天下取る」。その自信100%だ。最初からそうだが。だから半端な妨害など全て眼中にない。全て潰す。全国のみなさん、次の本も楽しみにしていて下さい。極めて極めて向かうところ敵なしの男の生き様、書いてやるから。誰にも負けない。来年は1月15日更新号から連載再開です。良いお年をお迎え下さい。

以上

薬害副作用認定裁判支援基金

第9回公判

福田実 Minoru Fukuda

1963年埼玉県生まれ。学生時代、応援団とワンダーフォーゲルで心身を鍛練し、株式会社キャッツに入社。課長、次長、部長と昇進した際にはすべて最年少記録を塗り替えるなど、第一線のビジネスマンとして活躍していた矢先に突然、薬害に倒れる。2003年11月、衝撃の闘病記『私は薬に殺される』を小社より出版し、ベストセラーとなる。本音を激白する個人サイト『福田実の本音』も本日更新!
『私は薬に殺される』
福田実著
『私は薬に殺される』
本体価格1,500円+税