やっぱスゲーなこの人達。第14回公判を前に俺の原告代理人の先生の「準備書面」を全て読ませて頂いた。やっぱりこの人達はプロだよ。俺の一つ一つの症状と薬に対しての関連性を的確に全て証明して下さっている。何よりも力強いのは、前に書いたように、俺の頭の先からつま先まで見て下さっている別府先生の診察に基づいての主張であるという事だ。「本質を見抜け、迷いはなくなる」。逆に被告代理人の東京法務局兼田加奈子氏と須藤哲也氏、鈴木慎吾氏の「準備書面」は8年前に入院した埼玉成恵会病院、埼玉医大のカルテをもとに主張している。直径10cmの足の筋肉が神経障害により9cm、8cmになってももともとガタイのいい俺は普通の成人男性の筋肉はある。しかしこれが直径7cm、6cm、5cmと半分になると筋肉CTの画像にも脂肪が入り込み、プロの神経内科医が見れば誰でも証明できる。もともと60kgあった握力が8年前の入院時には50kg台、そして30kg、20kg台にまでなった。そして今年9月14日、長男の誕生日に別府先生に筋肉CTの診察をして頂いたが、体幹に近い太もも、首、肩の後ろはまだまだ筋萎縮は続き、依然として内分泌異常により細胞膜がうまく作れていないが、外の筋量はリハビリにより少しずつ増えて来た。8年の時間をかけてすべて経過を観察して主張している俺の原告代理人の先生達、その主張1ページ1ページにどれだけの時間と労力を注いで下さったのか読んでいて改めて感動した。42年の人生、半端な人間とは絶対組まないと貫いてきた本物の仕事に対するこだわりに間違いはなかった。俺はこの代理人の先生2名、別府先生、浜先生、木元先生に出逢えた事に本当に感謝いたします。
 9月、新潟のSさんという、やはりスタチン剤で全身筋萎縮の出た女性の方が、また「医薬品機構」に副作用を否決されました。以前に言ったように俺が本を出してからご連絡頂き、国内で100名近い方達が俺と同症状で苦しんでいます。そのほとんどの人達みんな、俺が本に書いたように国と製薬会社が血液CPK検査の数値を副作用の基準にしているためノイローゼ扱いです。そして2年以内に申請の為、副作用申請もできないのです。本に書いた通り、全国にはその2、3倍の被害者がいます。ですから200名、300名の俺と同症状の患者さんが泣き寝入りしているわけです。立派な薬害なんです。だから次回公判から俺も代理人の先生2名と一緒に原告席に立ちます。そして別府先生、浜先生、木元先生3人に全て事実を証言して頂き、大切な税金から給与をもらっているのに俺の体も見ずにノイローゼ扱いする被告代理人達をキッチリぶちのめします。多くの人、傍聴にいらして下さい。今も全身筋萎縮、腹筋がない為の排尿障害、内分泌異常による胃痛、歯痛で辛いですが、俺の命張った裁判を見て下さい。
 さて今月、来月で印税も全て使い切る事になります。倒れて8年、家族全員で毎月やれる事を全力でやり、8年間生活して来ましたが、あとは御見舞いカンパ支援の裁判費用500万円しかありません。まだまだ続く全身筋力障害、そして裁判。出口の見えないトンネルは長いです。ここで、なす術がない為、女房子供達と離れて生活する事にしました。全ての裁判が終わるのは一審であと5年から10年かかります。家賃替わりに払って来た家のローンも生命保険を解約し手持ちの少ない金で払えるところまで払い家も手放します。俺に出来る事は最後まで事実を証明し家族を養う事です。しかしこれから先5年10年は公的な支援がなければ子供達が自立するまでの生活費はありません。世間では離婚した旦那が女房子供に養育費を払っているのは全体の20%弱だそうです。でも俺は、今まで以上に被告である国と製薬会社そして投薬した東松山市民病院を追い込み、その養育費を払います。いつも言っている、仕事はオープンにプライベートはシークレットに、事実のみ報告しときます。免許を持っている医者が信号無視をして患者を殺そうとしているのに、車を作ったメーカーも法律を管理する国も、運転していた医者も野放しになっているのが今の薬事行政です。8年前に薬害副作用に倒れ、人生も夢も社会的地位も金も失い、今まさに家族も離れ離れになります。まだまだ俺はこれから先5年10年、この事実を証明しなければなりません。どこまで命と体が保つかは分かりません。それは全て天命が決める事です。でも8年前からたった一人で始めたこの戦いを必ず全て勝って事実を残します。連載もあと5回です。御見舞いカンパ支援待ってます。

以上

薬害副作用認定裁判支援基金

第14回公判

福田実 Minoru Fukuda

1963年埼玉県生まれ。学生時代、応援団とワンダーフォーゲルで心身を鍛練し、株式会社キャッツに入社。課長、次長、部長と昇進した際にはすべて最年少記録を塗り替えるなど、第一線のビジネスマンとして活躍していた矢先に突然、薬害に倒れる。2003年11月、衝撃の闘病記『私は薬に殺される』を小社より出版し、ベストセラーとなる。本音を激白する個人サイト『福田実の本音』も本日更新!
『私は薬に殺される』
福田実著
『私は薬に殺される』
本体価格1,500円+税