2004年2月1日更新号から始めた「たったひとりの薬害裁判」も、あと2回の連載で終了となります。ずっと読んで下さった方、途中から読んで下さった方、本当にありがとうございました。まさかここまで完璧な形で、リアルタイムで残せるとは思っていませんでした。一冊目の出版からずっと3年間つき合って下さった編集担当者の方には本当に感謝です。幻冬舎とこの編集者のおかげで、もう一冊分の本の印税に匹敵する軍資金も集まっています。家族も生活でき、裁判も戦えているのは、幻冬舎と読者の皆さんの応援のおかげです。本当にありがとうございます。
 全国の医者の数約27万人、弁護士の数約2万人。その中で医療薬事を専門にやる医師、弁護士は本当に限られています。だから俺の裁判が日本初の「薬害副作用認定裁判」なんです。11月6日現在、お見舞いカンパ支援は合計1094万6036円で、本の印税7万2973冊分と同じになります。メールや手紙等を頂いた方1329名、裁判傍聴やお見舞いに来て下さった方182名、カンパ支援を下さった方308名。ここまでこれだけの人が応援して下さいました。そしてまた新たに11月8日、東京地方裁判所民事50部事件番号平成18年(ワ)24957号として「三共」と「キッセイ」を提訴し、2つ目の裁判がスタートします。第1回口頭弁論期日は連絡あり次第書きます。これで国と製薬会社相手の裁判はOKです。あとは薬を投与した東松山市民病院を提訴し、俺の戦いは終わります。薬害副作用を一日でも早く認定させる為に俺に協力して下さい。
 2004年12月1日更新の<本音>サイトに、韓国・ソウル・ヒルトンホテルの国際会議場で話をする俺の写真を載せてありますが、これが入社10年目の俺の最後の晴れ舞台となりました。この時、サービス部門のトップとなって7年目でした。話した内容は今でも覚えていますが、「真っ直ぐにお客さんの目を見て『私に任せて下さい。私がキチンとプロとしての仕事をさせて頂きます』、そういう組織ができた事が私の誇りです」と語りました。お客さんに感謝される、「あなたに逢えてよかった」と言われる事、「そういう組織を作ってくれ、福田」と組織を持った時に創業社長に言われました。俺はかたくなにそれを最後まで守ってきました。ここで俺の1つ目の仕事は終わりました。その1年後に薬害副作用に倒れ、俺の2つ目の仕事が始まりました。それは本の出版とこの連載に全て残してあります。その2つ目の仕事も8年目が終わります。実は、ヒルトンホテルの国際会議場のステージでは話しませんでしたが、この時俺にはもう一つの「誇り」がありました。10年前に埼玉県の熊谷オフィスで初めて責任者になった訳ですが、その時一緒に働いていた部下達が10年間一人も会社を辞めずにこの日を迎えられたのです。それが俺のもう一つの「誇り」です。10年前に、毎日「やってらんねー」「どうにかして下さいよ」と、飲まないとやってられない状態で、オフィスの冷蔵庫は毎日ビールでいっぱいでした。「待ってろ」「いつか俺が変えてやる」と夢を語り、毎日毎日全力で仕事を全員でやってました。3年後、組織のトップになり給与や体制も変わり、熊谷に顔を出すと「ありがとうございます」「元気にやってます」という言葉を聞いて、本当に大変だったけどやり続けてよかった、と本気で思った。そして5年後、全員でフィリピンへ海外旅行に行き、「また10年後も一緒に行こうな」と言い、誰一人辞めることなく10年目を迎えた日だったのだ。その間、俺も部下達も結婚し、「ずっと全国のお客さんに感謝され、幸せになろうな」とプロになってきた。「お客さんに感謝される組織にしてくれ、福田」。それが創業社長の「魂」だった。その魂を俺は引き継いで、体を張って全国に通用する組織にしてきた。「自分を売れる者は何でも売れる」。人は人の魂と確かな本物を買う。だから今も俺は全国に自分の魂を売っている。これからの裁判、まだまだ金がかかります。証人の先生達への御礼、交通費、代理人費用等、とても今の残りの軍資金だけでは3つの裁判は全てまわりません。2つ目の仕事の8年目が終わりますが、後2年、俺を信じて下さい。ちょうど後2年以内に提訴すれば3つ目の東松山市民病院も時効に間に合います。1つ目のキャッツの仕事も10年で節目をつけました。2つ目の副作用認定裁判も10年間俺を信じ力を貸して下さい。必ずこの国の薬事行政を変えます。キャッツの仕事も今も俺は毎日命懸けてます。次の本の原稿には創業社長をはじめ当時の役員がいかに騙され、「キャッツ事件」に引き込まれたのか全てを書きました。約束ですから読者の皆さんに報告義務があります。事実を知って下さい。いいですか、全世界、全国の皆さん。俺の命懸けた仕事に対して、国や製薬会社、医者、弁護士、様々な薬害団体、またおたくのぼくちゃん達が工作員となり、いろいろなコメントをインターネット上に流すなどして、妨害しているかよく見て下さい。俺の方は診断書をはじめ全て裁判に提出した証拠をもとに堂々と合法的に意見を言っています。しかし工作員のコメントは感情論だけで何も証拠には反論できません。国と製薬会社が重症副作用を鎖国化し、医者が無知な為にこの国の薬事行政は正直に薬を飲んだ患者だけがバカを見ているのです。この厳しい状況で俺がここまで来れたのは運命でもあり使命だと思っています。俺を勝たせる為に10年俺を信じて下さい。あと2年です。その間、俺に使命があるならば体はどんな形になっても、俺は2つ目の仕事も成し遂げられるでしょう。裁判を見に来て下さい。またこの国の薬事行政を本気で変えるなら軍資金をお願いします。軍資金さえそろえば、俺は最強の協力者と一緒に3つの裁判、全て勝ちます。「協力して良かった」「ありがとう」「お疲れ様」、2年後必ずみなさんに言わせます。一緒に薬事行政を変えましょう。そして最後に俺の死亡診断書は東松山市民病院鈴木院長、お前に書かせる。自分の仕事に逃げは絶対許さない。待ってろよ。男の仕事に逃げはない。パンツ一枚で肩で風切り全国を堂々と闊歩する。司法も国も製薬会社も投与した病院もプロの仕事をすればキチンと書く。セミプロの仕事をしてもキチンと書く。なぜなら俺の仕事に逃げはないから。間違いがあったら正直に認め、命を大切に精一杯生きる。それが大切だ。子供は本当にカワイイ。その子供を守り合法的に自分の思い通り生きる。それは人間の当たり前の姿だ。後2年、俺を応援して下さい。待ってます。

以上

薬害副作用認定裁判支援基金

第15回公判

福田実 Minoru Fukuda

1963年埼玉県生まれ。学生時代、応援団とワンダーフォーゲルで心身を鍛練し、株式会社キャッツに入社。課長、次長、部長と昇進した際にはすべて最年少記録を塗り替えるなど、第一線のビジネスマンとして活躍していた矢先に突然、薬害に倒れる。2003年11月、衝撃の闘病記『私は薬に殺される』を小社より出版し、ベストセラーとなる。本音を激白する個人サイト『福田実の本音』も本日更新!
『私は薬に殺される』
福田実著
『私は薬に殺される』
本体価格1,500円+税