
ひだ・かずお PROFILE
1964年東京都生まれ。バレリーナ、会社勤務を経て、料理家となる。誰にでも簡単に作れる料理にファンも多く、雑誌、書籍、テレビなどで活躍中。現在は、夫と娘の三人で、神奈川・三浦半島の海辺で暮らす。著書に『作りおきして、便利なおかず』(世界文化社)『飛田和緒のかわいいお弁当』(小学館)、『お料理絵日記1〜3』『毎日のみそ汁100』(小社刊)など多数。


薄手のタートルネックのセーターにスカート、ブーツをはき、その上にコートをはおっただけなのに、品川駅を歩いていたら、うっすら汗をかいた。なんてあったかな冬だろうと思う。防寒下着も、モコモコのセーターもいらないなんてね。
さてさて今日は今年最初で最後の忘年会です。
育児の真っ最中であるわたしにはほとんどそういう会からのお誘いがない。寂しい気もするし、ちょっとほっとする気持ちもあります。だって誘われても、はいはーい、って簡単に出かけられないんですもの。加えて最近は海の家からなかなか出る気にならなくなりました。都会が遠く感じます。年のせいですかね。
青山にあるリストランテ山崎で、女ばかりの会。といってもお酒はすすみますよ。シャンパン、白ワイン、赤ワイン、食後酒と次から次へとボトルが空いていきます。お料理もこれまた素敵で、なかでも寒ブリをさっとあぶってスモークのような香りをつけたところに、みかんやレモンの柑橘類の実や香りが添えられた一皿がすばらしかったです。しかもぶりは真四角にカットされていました。聞くとシェフは富山出身。高校卒業後そのまま富山からイタリアにとび、修行なさったそうで、帰国してからの東京暮らしもまた外国暮らしのようだとうかがいました。そんな感覚もまた料理に生かされているような気がします。
これで今年の仕事納めとなりました。
玄関に玉飾り。しめ縄を飾る日が決まっていることをはじめて知りました。
大掃除。といっても窓ふき、床のワックスかけくらいなんですけれど。お風呂はプロのかたにお願いしました。これがほんとによかった。どうやっても落ちない汚れがきれいになりました。気持ちがいい。
庭のしばの手入れ。あたたかなせいか、まだまだしばの緑が残っていてのびていました。芝刈りをしたあと、栄養剤をまいて、水をまいて終わり。来年もきれいな緑のじゅうたんになっておくれ。
夜ごはんは長ネギのマリネとじゃがいもの甘辛煮、キャベツとベーコンの煮込み、きのこのにんにく炒め、にんじんの梅煮、残り野菜をすべて食べました。長ネギは長野の母からおくってもらったもので、ものすごく甘くて火を通すととろんとろんにやわらかくなります。長めにきって、さっとゆでてマリネにしました。
明日からハワイ。やっほー。
長ネギ:2本 酢、砂糖:大さじ4ずつ(気持ち砂糖が少なめでも)
塩:小さじ1/4くらい オリーブオイル:大さじ4
1. 長ネギは10センチくらいの長さに切ってから縦半分に切ります。
2. さっとゆでてざるにあげて水切りします。
3. 調味料をよく混ぜ、長ネギを合わせて30分くらい漬け込んで出来上がり。

じゃがいも:4個 しょうゆ、砂糖:大さじ4 ごま油:大さじ1
1. じゃがいもは大きめの一口大に切ります。
2. 鍋にごま油をいれてあたため、じゃがいもをひと炒めします。全体に油がまわったら、ひたひたよりやや少なめの水をいれて、砂糖を合わせて紙蓋をして煮ます。
3. じゃがいもがほぼやわらかくなってきたらしょうゆを入れ、紙蓋をはずして、煮汁を煮詰めるようにして味を煮含めます。


アロハー。あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
久しぶりのハワイです。
朝からずっとプールと海で泳ぎっぱなし。娘と一緒にウォータースライダーで何度も滑り落ち、全身筋肉痛。高齢出産は精神的には余裕がありますが、こういうときには困った困った。体力の低下を思いっきり知ることになります。きっと最終日には真っ黒に日焼けしていることでしょう。
今日はお昼にタワー型に盛りつけられたオニオンリングを食べました。かわいい。
この旅ではじめて黒ねこをペットシッターさんにお願いしました。今までは長い旅のときには実家であずかってもらっていましたが、もう高齢のため移動時間がつらいだろうと。
友人に紹介されたそのかたは、本当に動物が大好きーって全身からそんな気持ちが伝わってくるような人でした。クロちょっとさみしいかもしれないけれど、カノコがいない一週間をのんびり過ごしてくださいな。

帰国。
一色海岸でどんど焼き、森戸神社に初詣。
年が明けてもあたたかい。風は強いけれど、きーんとした寒さがない。昼間は暖房いらずなのは海べのあたたかさなのか。
どんど焼きははじめての体験。一昨年のお飾りまでまとめて火のなかに放り込みました。
その日で紅白のお餅を焼いて食べるとその年風邪をひかないそうです。竹の先についた金針にお餅をさして遠火であぶりました。つきたてのお餅だったからか、すぐにプクっとふくらんでおいしかった。しょうゆがほしいとさわいでいたのは我が家だけでした。
今年一年また元気に過ごせますように。
今夜はひさしぶりの和食。ぶりのにんにくてりやき、きゃべつの千切りサラダ、ブロッコリーのごま油ゆで。大根のおみそ汁、炊きたてのごはん。ごちそうです。
ぶり:切り身4枚
にんにく:2かけ
オリーブオイル:大さじ1
しょうゆ、みりん:大さじ2ずつ
塩:小さじ1/4くらい
1. ぶりに塩をしてしばらくおきます。
2. にんにくは薄切りにして、オイルと合わせて弱火にかけてこんがりとするまで炒めます。
3. 香りがたってこんがりとしたにんにくは取り出します。
4. ぶりの表面に出た水気をしっかりとふきとって、3で残ったオイルで焼き付けます。8割くらい火が通ったら取り出し、みりんを入れ、アルコールを飛ばしてからしょうゆを入れます。
5. ぶりをもどして、煮汁がとろりとなるくらいまで煮詰めながら味を含めます。
6. にんにくと一緒に盛りつけます。
娘が文字練習をはじめました。毎日一ページずつ升目をうめていきます。わたしがお手本と書いてみるとこれがなかなか難しい。型くずれもいいとこなんです。娘と一緒に一からやり直し。書き順もいい加減になっていて反省です。
今夜は夫の友人と食事。大根のアンチョビサラダと葉山牛で乾杯しました。
大根:7、8センチくらい アンチョビフィレ:3枚くらい
オリーブオイル:大さじ2 塩、こしょう:適宜 すし酢:大さじ3くらい
1. 大根は薄めの半月またはいちょう切りにします。
2. オイルとアンチョビを合わせて火にかけ、
3. アンチョビがほどよくほぐれてきたら、だいこんを加えてさっと炒めます。全体にオイルが回るくらいで火をとめ、すし酢と塩、こしょうで味をととのえます。
4. ほんの少ししょうゆをたらしてもおいしいです。

1. 肉は必ず常温において脂がしっとりとやわらかくなるまで待ちます。
2. しっかりと塩、こしょうをして、油なしで焼きます。焼くうちに肉の脂が出てきたら、ペーパーですいとります。
3. 両面こんがりと焼けたら、食べやすく切り、わさびをつけていただきます。好みでレモンをしぼったり、塩味がたりなかったときにはしょうゆやポン酢をたらします。