加藤レイズナ『プリキュア シンドローム!〈プリキュア5〉の魂を生んだ25人』特設サイト
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『プリキュア シンドローム!〈
プリキュア5〉の魂を生んだ25人』特設サイト

加藤レイズナ(かとう・れいずな)

1987年9月11日生。フリーライター。「エキサイトレビュー」レギュラーライター&編集。Web幻冬舎「実況野郎Bチーム」でインタビューの面白さに目覚める。「プリキュアぴあ」(ぴあ)に参加。はじめての著書『プリキュア シンドローム!』絶賛発売中!。

Twitter: @kato_reizuna
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著者&黒幕インタビュー

総インタビュー時間200時間超・592ページという破格の本は、その前に長い長い助走期間がありました。『プリキュア シンドローム!』前夜の胎動と、長い旅を終えた今の心境を、著者・加藤レイズナ、黒幕編集・アライユキコに聞きました。

ただいま、登場した25人のサインを集めるべく全国行脚中!

ただいま、登場した25人のサインを集めるべく全国行脚中! 大阪のプリキュアプレミアムコンサートの楽屋で、歌手の工藤真由さんからゲット!
この貴重な一冊が完成したら、これも読者プレゼントにする予定。いったいいつになりますか(遠い目)

右側が黒幕のアライユキコ

3/17に秋葉原でひらかれた発売記念イベントでサインをする加藤レイズナ。右側が黒幕のアライユキコ

Q. 長かったですね、本が出るまで。

アライ:お世話になりました。

加藤:ありがとうございました。

Q. はじめての本ですよね。たいへんでしたか?

加藤:なんども逃げようと思いました。

アライ:逃げかけたことあるよね。何回もケンカしたし。「ツイッターのタイムラインのぞくなー」「だって原稿ぜんぜん来ないじゃないかー!」とか。

加藤:最低の言い争い(笑)。

Q. 企画が通ってから、まずなにから始めたんでしょう。

加藤:まず、ノンフィクションの本を読むことから。インタビューはある程度感じがつかめているけど、じぶんのことを書く、ということに最初ピンとこなかった。どう書けばいいのか、誰に向ければいいのか。

アライ:まずは書店にいくことからはじめる著者。いっぱい買ったねー。

加藤:森達也、北尾トロ、本田透、沢木耕太郎、高野秀行、斎藤美奈子……片っ端から読みました。

アライ:それで「はじめに」にとりかかったんだけど、完成までに3ヶ月くらいかかったよね。

加藤:20回くらいリテイクくらいました。フォルダをみるとバージョン違いがたくさんあります。「はじめに20.txt」みたいに。

Q. 途中でイヤになりませんでしたか?

加藤:それはなかったですね。まだダメか! とは思いましたが(笑)。

アライ:粘るんだよね、意外なんだけど。折れないで、粘る。もう逃げる姿勢はなくなってた。

加藤:常に逃げる準備はしていました。

Q. 帯に「構想3年、制作1年」とありますが、実際に企画書を提出したのは?

アライ:企画を思いついたのは3年前くらいで、実際に企画書をつくり始めたのは、2年前になるのかな?

加藤:最初に東映アニメーションに企画書もってったんですよね。当時放映中の「ハートキャッチプリキュア!」を中心に「プリキュア」シリーズ全体の制作者にインタビューしていく企画でした。企画として、一番新しい番組が入っていたほうが通りやすいんじゃないかと思っていたんですよね。

アライ:ところが東映アニメの担当(版権事業部の)Hさんに、もっと絞ったほうが面白い本になるんじゃないの? と言われた。

加藤:木原さん(注:幻冬舎担当)も「このままじゃ通せないと思う」と。そして、「はじめに」にもあるように、最初の打ち合わせで、鷲尾さんに「『Yes!プリキュア5』が転換点かもしれない」という示唆を受けて、いまの形(「Yes!プリキュア5」シリーズ中心)に。

アライ:たいへんだったけど、この試行錯誤があったから「俺が考えて書かなきゃいけないんだな」と実感できたんじゃないかな。

Q. 最初の鷲尾さんのインタビューで、インタビュー人選の打ち合わせをしていますよね。実際こんな感じで進めていったんですか?

加藤:実際は書類やメールで進めていました。こちらから出した人選案をたたき台に、最終的には鷲尾さんに判断していただいた。それを会話でやりとりしているように見せています。

アライ:最初の章にそれがあれば全体のガイドとしてわかりやすいし、そのあとの展開を予告する趣向も盛り込める。一種の演出ですね。「まるで話したことをそのまま」書いているような臨場感を出したかったので、他の章でもかなりそういうことをしてます。

加藤:とにかく会う人会う人みなさん面白いというか、濃いというか。これは、情報も大事だけど、話しているときの雰囲気や人柄も伝わるようにしたいなあと。

Q. それにしても、おまけのポストカードが3枚もついて、ずいぶん贅沢な本になりましたよね。

加藤:表紙とポストカードを「Yes!プリキュア5」シリーズのキャラクターデザイン、川村敏江さんに描きおろしてもらいました! 夢のようです! ポストカード開封用と保存用で、最低2冊必要ですね(笑)。

アライ:カバーの裏もチェックしてください!

加藤:何度もくじけそうになって、終わりが見えなくて、本ができるとは思わなかったですね。ほんとうにつらかったけど、いまは2冊目にはやく取りかかりたいですね。