今回は『自分を磨く方法』(アレクサンダー・ロックハート著、弓場隆訳)をご紹介します!
 久しぶりに成功哲学の本を読んだ。小説やエッセイもいいけれど、やっぱり、こういう本からも刺激をもらえるな〜。
 私は、ちょっとでも自分にモヤモヤ〜としている物事があれば、どうにかそれを克服したい、どうにかして取り除きたいと思う。
 例えば、靴の中にはいってしまった石ころと同じで、小さい石にも関わらず、常に足に当たり続けるので、そればかりが気になってどうにもこうにも仕方がないといったことと同じだ。ちょっと靴を脱いで石ころを靴の中からぽいっと出してしまわなければ、それはいつまでも尾を引くことになる。
 そんなときに、こういう本に目がいく。自分のモヤモヤは案外自分でも原因は分かっていたりするのだけれど、それを整理して「えいや!」ともう一度前向きな姿勢に戻そうとするときなどに、こういう本を手に取るのだ。
 大事なことが分かりやすく、ときには太字なんかで書かれているのを「そうだ、そうだな」とうなりながら、手にしたシャーペンで気になったフレーズに線を引きまくる。シンプルな文章なので終始集中して読めるし、短くて奥深い50のコンテンツはいろいろな角度から自分の心を探れて、しかもエネルギーチャージ出来るので、靴の中の小石にはこちらからあっさりおさらばするぞ! とプラスパワーが心に漲ってくる。
 本が薄いので読んでいる時間も短い。でもそこに載っている言葉たちから教わるとこは多く深いので、とってもお勧めな一冊。
 私が一番気に入ったフレーズは、「心の中のネガティブな姿勢を取り除こう。毎日、ポジティブな姿勢を種として植えて心の庭を耕すことが大切だ」。
 ガーデニングが好きな私は、これを実体験に重ねて考えてみた。植えた苗が一日で成長し花を咲かすわけではない。元気な苗を買ってきたつもりでも天候や気温、土によって途中で枯れさせてしまう時もある。そのときには何故かを考えなければいけない。時には栄養を与えたり、虫を駆除したり、愛情と手間隙かけて見守っていくことも必要。雑草抜きなどは一見地味だけれど綺麗な庭を保つには大事な作業だし、一度そうして根着いていった植物たちはゆっくりと時間をかけて美しく大きく成長していく。いつも自分の心の庭に気を配って自分自身という木も美しく、大きく成長させなければと思う。
 これから、この本で得た力強い言葉をノートに書き写してみようと思う。
 皆さんも是非読んでみてくださいね。それではまた。


黒谷友香

黒谷友香(くろたにともか)
黒谷友香(くろたにともか)1975年、大阪府生まれ。95年、映画「BOXER JOE」のヒロイン役で女優デビュー。その後、CM・ドラマ・映画・ 雑誌など幅広く活躍。主な出演作に03年「魔界転生」、04年「クイール」など。またこの秋、公開の映画「SHINOBI」では、美貌の毒婦、陽炎(かげろう)を好演。

自分を磨く方法
『自分を磨く方法』
アレクサンダー・ロックハート著
弓場隆訳
ディスカヴァー・トゥエンティワン刊
1,365円(税込)