メモリークエスト2 読者からの依頼一覧

[お名前]まいこ
[性別]女性
[欲しい記憶の時間]2002年12月
[国名]タイ
[都市名]Saithong Village
[探して欲しい記憶の人名、物]Chatchanan Doungkamchan シャッチャナンドワンカムチャン(Ging)
[探してほしい記憶の人物の性別]女性

[探して欲しい記憶の詳細]
 私が探してほしいのは、タイからの留学生のGingちゃんです。
 彼女とは、1年間弱、高校の弦楽合奏部で活動してきました。
 父親が音楽好きで、Gingというのはニックネームでトライアングルを指すといっていて、妹はピアノちゃんだとききました。
 国費の留学だったようで、休日も一日中ステイ先のお宅で日本語の勉強をしていると言っていました。
 最初は英語でしかやりとりできなかったのですが、最後にはすべて日本語でコミュニケーションとれるほど上達していました。本当に勉強熱心で、将来は医者になりたいと話していました。
 帰国前にもらった手作りのカードには、私と彼女のこれまでのストーリー(?)以外にも住所とアドレスがありましたが、そのどちらに連絡をしても、彼女と連絡は取れず音信不通になってしまいました。
 タイの地震・津波もあり、彼女が元気でいるのか気になっています。
 手紙には、また会おう・キープコンタクトと書いてくれていたので、とても心残りです。
 高野さん探してもらえないですか


高野秀行より返信


 タイ人の知り合いを探してほしいという依頼は実に多いですね。それだけタイ人は日本人にとって身近な存在になったということでしょう。
 この依頼でよくわからないのはSaithong Vilaage。バンコクの住宅街なのか、地方の本当に「村」なのか。
 でもGingちゃんのお父さんは娘たちに楽器の名前をつけるほどの音楽好きだそうですね。タイでは、西洋のクラシック音楽を聴くのはよほどのエリートだと思います。ということはやっぱりバンコクなのかな?
 国費留学のうえ、将来は医者になると猛勉強していたということは、超エリート間違いなく、Gingちゃんは今頃、立派な医者になっているどころか、お父さんか伯父さんの経営する病院の院長とかになっているかもしれませんよ。
 私もアッパーなタイ人というのは日本でしか会った経験がありません。向こうで本当にアッパーなタイ人はどんな生活をしているのか、Gingちゃんに教えてもらいましょうか。

探してほしい記憶があれば、ここをクリック!





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高野秀行からのメッセージ
『メモリークエスト』第一弾/全依頼26件
『メモリークエスト』第一弾が文庫になりました!
高野秀行プロフィール

一九六六年東京都生まれ。辺境作家。早稲田大学探検部在籍中に執筆した「幻獣ムベンベを追え」でデビュー。

アジア新聞屋台村』『ワセダ三畳青春記』『腰痛探検家』(以上、集英社文庫)、『怪獣記』『西南シルクロードは密林に消える』(ともに講談社文庫)『世にも奇妙なマラソン大会』(本の雑誌社)、『イスラム飲酒紀行』(扶桑社)など著書多数。

高野秀行プロフィール