メモリークエスト2 読者からの依頼一覧

[お名前]睦月
[性別]女性
[欲しい記憶の時間]1997年3月
[国名]ニュージーランド
[都市名]カイコウラ
[探して欲しい記憶の人名、物]
[探してほしい記憶の人物の性別]男性

[探して欲しい記憶の詳細]
 アザラシのコロニーを見に行った時、崖下の砂浜をたくさんの人が歩いていたので降りて歩いていました。
 しかし、潮が満ちて道がなくなってしまったのです。日も暮れ始めて崖を登るしかなく、死がチラつきながらもなんとか登ることが出来ましたが、垂直の崖を登っているように感じてその時は必死で高さが何メートルだったのかもわかりません。どの程度の崖なのか確かめてきてください。しかも登った先には羊の牧場の電流が流れる柵が!


高野秀行より返信


 うわーっ、すんごい依頼ですね〜!! 「探してほしいもの:崖」って…。しかも正確に言えば「崖の高さ」ですよね。
 でも、面白いですよね。「死がチラつきながら」「必死で」登っていると、高さや傾斜がどのくらいかなんて全くわからないでしょう。実はものすごい絶壁だったかもしれないし、逆に全然なんてことはないちょっとした土手みたいなものだったかもしれませんね。
 しかし、睦月さんのお話の面白いところは、登ったあとに新たな障害が登場しているところで、ここは一体どうやってくぐり抜けたんですか? 記憶がないんですか? あと、私はその電流の流れる柵の長さや電流が何アンペアだったかとかまで調べたほうがいいんでしょうか。
 もう一つ疑問なんですが、アザラシのコロニーがあり、たくさん人がいたということは観光スポットなんでしょう? どうしてそこで死にかけますかねー。
 それとも、そこではもう大勢の人が満潮のため溺れ死んでいるんでしょうかね。だって、崖を登れない人だって(特に年配の人とか子供とか)いるでしょう? 地元では「地獄のアザラシコロニー」とか呼ばれていたりして。これまで一体何人が犠牲になったのか、それも調べてきましょうか。
 どうも調べることがいっぱいありそうな心躍る依頼ですね。

探してほしい記憶があれば、ここをクリック!





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高野秀行からのメッセージ
『メモリークエスト』第一弾/全依頼26件
『メモリークエスト』第一弾が文庫になりました!
高野秀行プロフィール

一九六六年東京都生まれ。辺境作家。早稲田大学探検部在籍中に執筆した「幻獣ムベンベを追え」でデビュー。

アジア新聞屋台村』『ワセダ三畳青春記』『腰痛探検家』(以上、集英社文庫)、『怪獣記』『西南シルクロードは密林に消える』(ともに講談社文庫)『世にも奇妙なマラソン大会』(本の雑誌社)、『イスラム飲酒紀行』(扶桑社)など著書多数。

高野秀行プロフィール