メモリークエスト2 読者からの依頼一覧

[お名前]yuji
[性別]男性
[欲しい記憶の時間]2007年12月
[国名]グアテマラ
[都市名]サンペドロラグーナ
[探して欲しい記憶の人名、物]Moises、Roberto、Flora
[探してほしい記憶の人物の性別]男性

[探して欲しい記憶の詳細]
 中米を貧乏旅行していた時、グアテマラのサンペドロラグーナという小さな町で2週間程スペイン語学校に通いました。グアテマラで一番安くスペイン語が学べると聞いたからです。
 予想以上に中米で英語が通じない事に命の危機を感じ、なけなしの金をはたいてスペイン語を学ぼうと決意しての来訪の際、町に降り立って最初に声をかけてきたのが英語の流暢で身なりのキレイなmoises。その彼にスペイン語を学びたいと相談をし、紹介されたのがRobertoでした。
 町に辿りつくまでにリサーチした情報と違い値段がかなり高かったのですが、moisesの理路整然とした理由付けに納得、また丁寧にサクラまで用意していたため、すっかりと彼らの手に落ちてしまいました。翌日から出てきたのはやる気のない先生と廃屋のような教室、コピーが粗すぎて読めないテキストでした。
 カモられたと気づいたのは後日、町の商工会?に偶然参加する機会があったときに彼らの悪評を知ったときです。
 今となっては良い思いですが、その二人の行く末がどうなったのか知りたいです。(当時町中の商売主から嫌われていた模様です)
 また、内戦後ヒッピーが入ってから退廃が始まった町の現在も気になります。そして、退廃の状況を嘆いていたfloraという女の子(町で評判のスペイン語の先生)が、当時恋人だったsergeiというロシア人とどうなったのか。思い出の濃い町だっただけにその後どうなったのか、思いが募ります。


高野秀行より返信


 とても懐かしく拝読しました。私もその昔、グアテマラでスペイン語学校に1ヶ月くらい通い、スペイン語を学んでから中南米を旅したいと思っていたからです。結局それは実現せず、日本で学んで南米へ行きましたが。
 その後私はなぜか中米に行く機会に恵まれていません。一度、テレビの取材で中米のどこかの国の辺境にコーディネーターとして行ってくれないかと誘われたことがあるのですが(ロバに荷物を積んで、山岳地帯を歩いてロケ地まで行くとか)、私は当時パスポートにインド強制退去の記入がなされていて、経由地であるアメリカに入国ができないのではないかという心配から最終的には断念しました。
 縁がないんですよ、中米。
 いっそ今回は中米に行ってみようかなあ。ペドロラグーナでスペイン語学校に行って言葉のリハビリを少ししてから、各地を回る。うーん、楽しそうですね。数日も滞在すれば、町で有名なチョイワルどもの近況もわかるでしょうしね。

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高野秀行からのメッセージ
『メモリークエスト』第一弾/全依頼26件
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高野秀行プロフィール

一九六六年東京都生まれ。辺境作家。早稲田大学探検部在籍中に執筆した「幻獣ムベンベを追え」でデビュー。

アジア新聞屋台村』『ワセダ三畳青春記』『腰痛探検家』(以上、集英社文庫)、『怪獣記』『西南シルクロードは密林に消える』(ともに講談社文庫)『世にも奇妙なマラソン大会』(本の雑誌社)、『イスラム飲酒紀行』(扶桑社)など著書多数。

高野秀行プロフィール