今が未来につながっている


 街の書店に手帖が並ぶ。
 ものすごい数である。
 今年もいよいよ終わるなあという感覚をもつと同時に、いったいあの膨大な数の手帖はどこへ消費されるのか、毎年心配になる。
 そんな心配をする私はおかしいのか?
 今年、自分はひとつの節目を迎えた。
 そこでちかごろしきりに思うことがある。
 ここまで生きてくると、「ながい時の繋がりの不思議」というのを感ぜずにはいられない。というのは、人生のあるポイントで、たとえば26歳の時にやっていたことが、「ああ〜こういうことに繋がっていたのね」と39歳の時にわかる、というようなことだ。
 26の時に絶望しても、39で、なぜ自分はあのとき絶望したのか、わかる。
 すべての出来事は、「起こるべくして起こっている」という気がしてならない。

 今年辛いことが多かった、という方、辛さがまだ続いているとしても、それはよい未来に必要なことだと思って。お互いがんばりましょう。


つづく







色つけ係 いづりん