「きれいな目だね」こんなほめ言葉なら毎日いわれてもいわれ慣れることなく喜べるだろうなぁ、と思う。しかし、実際にわたしがほぼ毎日いわれているのは「目がこわい」だ。
 これは意識的ににらんでいるときの話ではありません。ごくごく日常、「あいすまんじゅう食べていい?」などと、たわいないことを話しかけているときも、ダンナさん曰く、目がこわいらしい。確かに三白眼気味でもあり、他の人からも目がこわいと何度かいわれたことがある。どうも、この苦々しい客観的意見はいつまでも無視してもおれないようだ。

 いったいわたしの目はどうこわいのか、改めてダンナさんにきいてみたところ、“白土三平のマンガに出てくる敵の忍(しのび)や、追手側の目みたい”だそうで。その例持ってくるとは、なかなか渋いね! と感心はしましたが、うれしくはなかった。

 このように自分の目が不評、とお伝えした後ではありますが、今回は「目ヂカラが強力な女子」のモテを考えたいと思います。

 ここ数年、女子の間では目を強調するメイクが定着していますが。ぱっちりまつ毛&なるべく黒目がちに見せる“ぱっちり目ヂカラ”という一方向へ、女子全員が進みだしたことを不思議に思っていたのです。誰かお手本でもいるのだろうか。わたしは白土三平マンガ目をカッと開き、世間を見回してみました。

 エビちゃん……!? ジャストナウ・女子のモテ手本ヒエラルキーの頂点はエビちゃんこと、蛯原友里。マクドナルドのえびフィレオバーガーのエビちゃんCMを見て、「マクドナルドのバーガー、10年ぶりに食べてみよっかな」と、わたしはバーガー情報を素直に受信していたのだが。
 エビちゃん効果は1ヶ月限定だった「えびフィレオ」をレギュラーメニューに格上げ、2006年のカレンダー売り上げも、エビちゃんが女性タレント部門ダントツNO.1ですと。周囲に“かわいい系OL”がいないもので、エビちゃん人気ばく進中なのを今ごろ認識してごめんなさい。

 大きいけれどツリ気味のエビちゃんの目、わたし好みではないですが。エビちゃん本人はいうまでもなく、モテ目ヂカラあると思います。美人だし。かといって、“エビちゃんOL”を目指す女子が、キラキラアイシャドウにアイラインくっきり、マスカラたっぷりにてエビちゃんアイを作り込んでも、その目ヂカラでモテるなんて、ないと思うんですよねー。隣で、「お化粧はナチュラルなコがいいな」とか、さらっといってる男子の発言も耳に入ってきてない様子ですよ。モテを置いてエビがひとり歩き……。

 話変わりますが、先日も男子から「○○さんて、ほんと〜に目がきれいだよね」とため息混じりにいわれていたのは、結局ほとんどアイメイクしてない“生まれつきのビューティ目ヂカラ女子”ですからね。男ども、たいして見てないようで、極上を見抜く。

 でも、あきらめないで続きをリッスン! エビちゃん系以外に有効な目ヂカラがありそうです。と、黒目がちならともかく、白目がちなわたしの話ですが、耳を貸してください。

 さきほど「ほんと〜に目がきれいだよね」発言をした男子の彼女は、白目がちなのです。「イノシシの肉食べるとお肌つるつるになるけど、性格は凶暴になるね」などのおもしろ発言を連発してくれる、愛すべき女子で。そのコの目のパーツだけを評価すれば、マイナス目ヂカラグループに分類されてしまうはずですが、全開の笑顔に彼も魅了されてるわけです。超基本すぎてアホみたいですが、“にっこり目ヂカラ”にモテあり!!

 また、一重のにっこり目ヂカラ女子も実力発揮してます。フランス人男性にプロポーズされた国際モテ例、身近なところでふたつもあるんです。むしろ彼女たちは目は見開かず、笑顔で細める方向にてキラキラさせてますな。モテ女子への最高峰ワード「ジュ・テーム」、ささやかれてみたい。

 きれいごとをいうようですが、このようにモテの目ヂカラとは、お人形のように美しいだけとはまた別だと思われ。メイクテク以上に難しいかもしれませんが、『にっこり目ヂカラが強力な女子☆』これぞ国境も越える最強モテでしょ!
『みんな同じ目をしている』