いきなり友人のママの話ですが。
 パパが注文していた高級車ジャガーが届くなり、「ジャガーのエンブレムがちっさくてねずみみたいで気に入らないわ。もっと大きいのに替えてちょうだい!」と、ディーラーにクレーム。こういう贅沢なわがままは、かわいいですよね。

 わたしはといえば、財力ある男子にモテたことがない。高級車どころか、お金のない男子ばかり好きになってきました。しかもわたしが稼いだる、という気合があるならまだしも、それもなく。ふたりともないなりに、つつましやかに散歩などしていたように思うけれど、もう覚えていません。

 うなるほどの金とはいわないまでも、やはりお金はあった方が便利。かわいい女子にひもじい思いをさせたくはありません。そこで今回は、「お金をひきよせる女子」のモテを考えたいと思います。

 さて、男子のお金にご縁がありそうな女子といえば、ゴージャスすぎて得体がしれない叶恭子さん。もちろん何の面識もありませんが、最近、彼女の著書『3P』を読みまして。
 “金銭のでどころは、わたくしを愛してくれる大富豪男性”で、男性のマネーはLOVEに変わるとまで書かれてました。はっきりしておられます。そして富豪男性側は、愛する女性にそんな贈り物をできる自分にエクスタシーを覚えるのだそうで、あり余るところ(男)から、欲するところ(女)へと、うまくお金が流れています。
 お金と男と女の安定したトライアングルって、基本はこうなのかもしれません。男性のお金を気兼ねなく使える方は、富豪から気持ちよくいただくのもありですね。

 また、最近は稼ぎのよい女子もいると思いますが。女子のお金は、額に限らず自分のものにしておいてください。
 というのも、女子が男子のお金を使うスッキリ感とは違い、男子が女子のお金を使う場合、もやもやしたものが鬱積してくることが多いようで。ヒモのような男子=こころおだやかなすてきな男子、である確率はほぼ皆無。
 一時期、彼女の稼ぎでやりくりしていた知り合いもピンチでした。彼のスケッチブックに曼陀羅のような細密画を発見したときには、“かなり病んでる”と思った記憶があります。女子が思う以上に、奥底にある男のプライドって根強いものなのでしょうね。
 もっと軽いおごり程度のコミュニケーションも、モテ視点からはおすすめできません。
 あるとき年上女子になんと、ふぐをごちそうしてもらった男子も、「ありがたかったけど、ちょっとこわかった」と申しておりました。てっさをペロリでふぐに感謝こそすれ、モテにはつながらず! あ、この年上女子に下心はなかったと思いますよ。けれど、お札がかなしく空に舞ったことに、おごってもいないわたしが憤慨!! 彼女には今後、ふぐ代を必ず自分のエステか旅行に使っていただきたいですわ。
 
 ところで、現在NHKで放映中の大河ドラマ「功名が辻」(司馬遼太郎原作)の主役、山内一豊の妻・千代は、ずば抜けて“励ますこと”に才能がある女性だったそうで。わたしの友人にも男子を励ます才能に長けてる女子がいます。
 営業中の彼に「今日は何本営業電話かけた?」とチェック。彼が「1本」と答えたときには、「1本は何もしていないのと同じ」と軽くムチ、彼は奮起して10本電話をかけた、と。
 このエピソードに「彼女しっかりしとるなぁ〜」と感心してるだけじゃ、浅いんです。10本の電話の後、「やったね! ○○ならもっとできるよ」。励ましのひとことで、「オレにはこのコが必要なんだ!!」と、彼女のモテ直し!! 女子に励まされて努力→お金も儲かる、これが男子の大大満足だったのです。ほんと男子って自分の財力に固執する生き物なんだなぁ。鼻ほじりながらでも、そこはわかっときましょう。

 富豪とご縁がない場合、現実的なラインで『励ましで男子のお金を増やせる女子』がモテ☆ えーと、金目当てと疑われない励まし術は、わたしもこれから山内一豊の妻流の女子より受講予定です。
『小金も積もれば大金となる』