(注1)岩石や鉱物が特定の方向に割れることを劈開(へきかい)という。鉱物なら結晶構造による割れやすさがあり、頁岩のような堆積岩なら堆積した土砂と土砂の層間(層理)に沿って割れやすくなる。

(注2)本来ならガスやオイルを採りにくい頁岩層でも、たまに“採りやすい"ガスやオイルがあった場合、それを、古い意味、かつ、狭義のシェールガス、シェールオイルといった。いま巷間で喧伝されている、現代版のシェールガスやシェールオイルは「本来は採りにくかったが最近の技術革新で採れるようになった頁岩層のガス・オイル(タイトガス・タイトオイル)、または、タイトガスから化学的に合成したオイル」のことである。

(注3)水圧破砕法は英語でinduced hydraulic fracturingというが、短縮してhydro-fracturingといわれるようになり、さらに短縮して「ハイドロフラッキング」hydro-fracing(あるいはhydro-fraccing、hydro-frackingなど)と呼ばれるようになった。

(注4)オーランチオキトリウムは原生生物のひとつである。最近の生物分類学では大改編が続いていて、分かりやすく定まった日本語の専門用語がまだできていない。それでカタカナを使っているのだが、オーランチオキトリウムの最新の分類の一例をいうと、クロムアルベオラータ界(クロミアスタ“界より下、亜界より上")、ストラメノパイル亜界、ヘテロコンタ門、ラビリンチュラ綱、ヤブレツボカビ目、ヤブレツボカビ科、オーランチオキトリウム属になる。ただし、これはあくまでも分類の考え方の一例である。
 オーランチオキトリウムの上位グループに“ヤブレツボカビ"とあるが、これはいわゆる“ツボカビ"とはまったく異なる。ツボカビといえばカエルの感染症(カエルツボカビ症)だが、この原因となるツボカビは菌界ツボカビ門に属する。
(注5)小学館のコミック誌「ビッグコミック」の連載漫画「ゴルゴ13」において、2011年11月に第517話「ミクロの油田」というタイトルで前・中・後編が掲載された。

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