買い物王の秘密兵器


 まさか、でした。

 物事には必ず背景があるし、こうなったのもいくつかの原因があると思います。それを冷静に考えると、今回の逆転負けも必然だったのかもしれません。ただ選手はあの暑さの中、走れなくなるまで本当によく戦ってくれました。

 勝利の明暗を分けたのは、監督の采配。ジーコ監督を責めるつもりはありませんが、ヒディンク監督が素晴らしすぎました。二大会連続ベスト4の実績はダテではなかったです。アジアでの戦いならまだしも、ワールドカップでの戦いではスタメンの11人だけではなく、3人の交代枠を含めた14人で何が出来るかということが重要になってきます。しかもその交代枠の3人も、ありとあらゆるシチュエーションに対応できるバリエーションがなくてはなりません。勝っている時、負けている時、引き分けている時。特に日本は勝っている時、守備のスペシャリストとして投入する選手がいなかったのです。もちろん高さのあるオーストラリアと戦うことはすでに半年前に決まっていたし、世界で一番早くワールドカップに出場を決めたのですから、そういった選手を試す準備期間が短かったというのは言い訳にはなりません。それを考えると……やはり必然だったのかもしれません。しかしまだグループリーグ突破の可能性がなくなった訳ではないし、あきらめずクロアチアと戦ってほしいです!

 いきなり暗いスタートとなってしまいましたが、ボクは完全に毎日がワールドカップ(←昔のこのコラムのタイトル)。うれしいことに寝る時間がほとんどありません。グループリーグの試合が日本時間で22時、25時(深夜1時)、28時(早朝4時)なので、最後の試合はいつもズームインの用意をしながら日本テレビで観てます。で、そのまま番組がスタート。ズームが終わるとそのまま8時から始まる「スッキリ」に出演させて頂いたり、コラムを書いたりしてます。家には10時ぐらいに戻って、ここで仮眠。昼過ぎまで寝ます。本当はもうちょっと寝たいんですが、昼間いくら寝ても、どうしても疲れが取れない気がするので、三時間ぐらいにしてます。そして15時半にはTBSに入り、17時から「イブニング5」に生出演。それがだいたい18時過ぎには終わって、そのあとは雑誌の取材やラジオ出演。そして22時からは試合をひたすら観るという24時間を毎日送ってます。もちろん、それ以外にも色々仕事を頂いているので、まったく寝ない日も時々あります(笑)。でも本当に試合がかなり面白いので、毎日楽しく過ごせてます!


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 ただ、もちろん試合の時間も生放送や他の仕事があったりします。そんな時のためにボクは今回、秘密兵器を投入しました。それはこちら(画像1)。ソニーの最新ハードディスク&DVDレコーダーの“スゴ録”!! これが本当にスゴイんです。まずハードディスク容量が400ギガバイト(?)。画質が普通の状態で多分150時間ぐらい(!)録画できます。つまりワールドカップの試合が全部余裕で撮れるんです(笑)。さらにスゴイのはダイジェスト機能が付いていて、観衆のノイズと実況解説の声の大きさから割り出したダイジェストを勝手に作ってくれちゃうんです(←へぇー×5)。しかもダイジェスト時間も五段階あって、短いものだと5分ぐらい、長いものだと40分ぐらい、普通が20分ぐらいです。それが本当にうまく出来ていて、普通モードで観ればほとんどのシーンをカバーしてます。なので時間がどうしてもない時は、まずはダイジェストで観て、あとから90分しっかり観たりしてます。さらにさらに、ここからがもっとスゴイいんです。実は撮った試合をすぐにPSPに転送できるんです!(画像2) 一試合にかかる転送時間はだいたい8分。一番容量が多い2ギガのメモリースティックだと、6時間30分ぐらいは転送出来ます。つまり一日3試合なので、すべての試合をPSPに転送していつでもどこでも見られるんです(画像3)。さらにさらにさらに、先ほどのダイジェストを転送をすることも可能なので、しっかり観たい試合は90分、得点シーンだけ観たい試合はダイジェストで転送と変幻自在!(←言葉あってんのかな?) とにかくスゴすぎるこの“スゴ録”はヤマダ電気で14万円ぐらいでした。ちなみにPSPは、以前買ったゴヤールのトートに付いていたケースにピッタリ入ったので、それに入れて持ち歩いてます(画像4)。で、なぜこの“スゴ録”の存在を知ったかというと、以前雑誌『DIME』でボクが色んなHDD&DVDレコーダーを使ってみる企画があったので、そこで使ってみてすぐに購入を決めたんです。とにかくおススメなので、良かったらどうぞ。

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 もうひとつ今回のワールドカップで大活躍しているのが、ワンセグ携帯!(画像5) いや本当に便利な時代になりました。おかげさまでいつでもどこでも映像がチェックできるし、2002年のワールドカップの時よりも試合を観るのが確実に楽になりました。日本人って本当にすごいですね。

 とはいえワールドカップは始まったばかり、体調に気をつけてがんばります。皆さんも引き続き、日本代表に熱い声援よろしくお願いします!!









中西哲生
著者の使っているビデオデッキ近影
いくらHDD&DVDレコーダーがすごくても、どうしても捨てられないのがビデオデッキ。資料や試合の映像をVHSテープで頂くこともあるので、まだまだ現役で活躍してます。
中西哲生プロフィール
中西哲生プロデュースポロシャツ通販開始
スポーツジャーナリスト。1969年9月8日、愛知県名古屋市生まれ。プロサッカー選手として、名古屋グランパスエイトを経て、川崎フロンターレへ。2000年末をもって現役を引退。現在は、日本テレビ『ズームイン!!スーパー』でスポーツキャスターを務め、TBS『サンデーモーニング』『筑紫哲也のニュース23』(毎週月曜日サッカー23)、テレビ朝日『Get Sports』『NANDA!?』、フジテレビ『ジャンクスポーツ』などの番組ではコメンテーターを務めている。またライターとしても、雑誌『Number』『Number Plus』などに執筆中。著書には、『魂の叫び』『ベンゲル・ノート』(幻冬舎刊)がある。伝説の連載『買い物ワールドカップ』復活にあたり、これまで以上に買い物しまくる覚悟。