買い物王のスコットランド紀行



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 前回は川崎フロンターレのアジアチャンピオンズリーグの取材で韓国だったんですが、今回はスコットランドのグラスゴー。ということで今回は、この買い物ワールドカップにも何度も登場してもらっている、セルティックの中村俊輔選手の取材です。テレビで映像をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、中村俊輔選手と言えば先日、ロスタイムに得意のフリーキックを決め、チームをスコットランドリーグ優勝に導いたばかり! ボクがグラスゴーに入ったのは、ナントその翌日。図っても図れないぐらい完璧なこのタイミング。ホント、自分の運の良さに感謝します(笑)。そしてその日の新聞はご覧のとおり、全紙、俊輔くんが一面!(画像1) 今回はどこよりも早く、その取材の模様をお伝えします。


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 ボクが自宅を出たのが、俊輔くんがゴールを決めた7時間後の月曜日の朝7時。そこからまずクルマで成田空港に向かい、8時過ぎに第一ターミナルに着きチェックイン。飛行機はエールフランスで出発時刻は10時半。出発まで時間があるので、遅めの朝食を食べたんですが、朝からいきなりえび天カレーうどん(←重っ)。そこから約12時間半飛行機に乗り、パリのシャルル・ドゴールに着いたのが現地時間の16時(画像2)、日本時間だと23時。ここで乗り換えるのに2時間待ち。18時にロンドンのヒースロー行きの飛行機に乗って、現地に着いたのが19時、日本時間だと深夜2時。さらにヒースローで3時間待ち(←ツラっ)。

 あまりに時間があったので、空港内のパブで夕食(画像3)。ここで食べたのがナチョス(画像4)とチキンマサラカレー(画像5)。しかしナントこの空港内のカレー(←またかいっ)が激ウマ。ナンも美味しくて大満足でした。そうなると襲ってくるのが眠気。如何せん、今回は人生初の二回のトランジット。それがこんなに苦しいと思いませんでした。やっと出発時間になり、乗ったのが現地時間で22時。スコットランドのグラスゴーに着いたのは23時でした。空港からはタクシーに乗り、20分でホテルに到着。日本時間は翌日の7時20分(!)。ちょうど丸一日、24時間と20分の旅、お疲れさまでした(笑)。しかしこのあとそのままホテルのバーで明日の取材と対談の打ち合わせ。寝たのは現地時間深夜の3時(!)でした。ただよく考えると、いつも俊輔くんはこれで日本代表の試合やセルティックの試合をやってる訳で。スゴ過ぎます(←確かに)。

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 翌朝は8時に起床し、俊輔くんのプレーするセルティックパークへ(画像6、画像7、画像8)。そのままロケの準備。なんと今回はテレビ朝日の『ナンだ!?』の収録も兼ねていて、その中で俊輔くんにフリーキックを実演してもらえることになったのです(←ありがたいことです)。そしてボクがこの秋に発表予定の新キック理論(←いずれしっかり説明します)を俊輔くんに伝えて、実演してもらうという超豪華企画の二本立て。さらに実演後はテレビ朝日『Get Sports』の対談。さらに夜も食事しながらカメラ回すという徹底ぶり(笑)。一日中たっぷり会話を堪能しました。その中で俊輔くんに見せて頂いたのが、こちら!(画像9) 手前が年間最優秀ゴール、そして奥がMVPのトロフィー。せっかくなのでMVPトロフィーと一緒に撮らせて頂きました(画像10)。俊輔くん、忙しい中本当にありがとうございました!


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 帰りも行きと同じパターン、二度のトランジットを経て帰国。こうして、行き24時間、現地滞在時間36時間、帰り24時間という2泊4日のスコットランドの旅、無事終了しました(笑)。スコットランドの印象は……とにかく寒い! 風は冷たいし、いつも曇り(画像11)。しかし今回の旅での一番の思い出は、とにかく空港での検査が厳しいこと(←それかいっ)。どこに行ってもアクセサリーを外して、ベルトを外して、携帯電話を入れた上着を脱いで、パソコンをトレーにのせて、挙句の果てには靴を脱いでしか手荷物検査場を通れません。これを搭乗するたび、新たな空港に着くたび、トランジットのたびにやっていたので、思い出と言えば手荷物検査場のことしか浮かんできません(笑)。さらには先月から、液体の入った容器とハミガキ粉は小さいポリ袋にまとめて入れないと、機内には持ち込めないんです。海外に行かれる方には、液体は預けるスーツケースに入れることをお薦めします。その中でも特にロンドン、ヒースロー空港でのチェックはすざましく(←マジです)、入国審査でもありとあらゆることを聞かれました。こういうことを体験すると、本当に世界からテロがなくなること、平和になることを祈るばかりです。

 あと今回ヨーロッパに行って思ったのが、ドコモの進歩。前回の韓国でもそうだったんですが、パリでもロンドンでもグラスゴーでも、どこでも通話もiモードもiモードメールもオッケー。まるで日本に居るみたいでした。データ通信も問題ないので、バイオを使ってインターネットも見れるし、Eメールもチェックできる。すっごく快適でした。逆にこの便利さが怖いけど(笑)。ますますどこでもつかまってしまう……。

 帰ってきてからも、次の日に母校である同志社大学の新入生に講義をしたり、Jリーグに行ったりと忙しく過ごしてます。ってなことで買い物も出来ないし、ヨーロッパでも何も買えなかったし、今回も収穫ナシ。あと前回書いたゴルフ大会はまた次回報告します! ゴールデンウィーク後半は天気も良さそうだし、皆さんもスポーツを楽しんでください。ちなみにボクは5月6日にレアル・トウキョウの試合があるのでがんばります!









中西哲生
著者近影
暗くてスイマセン。次の日はオフだったので、夜はグラスゴーのイタリアンレストランで盛り上がりました。彼の凄さには、本当にいつも驚かされます。天才でありながら論理的。そんな彼のキック。それが秋に発表するボクの新キック理論のヒントになりました。俊輔くん、是非また日本で食事に行きましょう!
中西哲生プロフィール
中西哲生プロデュースポロシャツ通販開始
スポーツジャーナリスト。1969年9月8日、愛知県名古屋市生まれ。プロサッカー選手として、名古屋グランパスエイトを経て、川崎フロンターレへ。2000年末をもって現役を引退。現在はスポーツジャーナリストとして活動し、日本テレビ『ズームイン!! SUPER』やTBS『サンデーモーニング』、テレビ朝日『Get Sports』、『ナンだ!?』などのテレビ番組でコメンテーターを務めている。著書に『魂の叫び』、『ベンゲル・ノート』、『不安定な人生を選ぶこと 買い物ワールドカップ2000〜2002』(幻冬舎刊)がある。