装丁=平川彰 装丁=松昭教
PONTOON装画コンペティションVol.11 入賞者決定!!

本コンペティションは、書籍の装幀に相応しいイラストレーションを募集するものです。
松昭教(本誌アートディレクター)、平川彰(幻冬舎デザイン室)、茅原秀行(本誌編集長)の3名による選考会が、2013年6月25日正午より幻冬舎本社内で開催され、受賞者が決定しました。【→Vol.12応募要項】

  Vol.12 応募受付中!!

選評

 構図や色使いを無難にまとめた作品は多く、全体的な平均点は高いと思ったのですが……。大賞の村山さんは、全審査員の票が集まったほど、シッカリ作り込んだ丁寧さがありました。今後はモノや風景ではなく、人や動物を作って見せてほしいです。七月さんの作品は、ユルさの中にも作者がたくさん思考した末の意図が線に込められているようにも感じられ、そのアンバランスが面白かったです。ただし応募作品が1点のみだったため、数点並べて見たかったですね。惜しくも準入賞でしたが、木村さんや老沼さんの作品は、3点連続で物語を感じることができて凄く楽しめました。

(本誌アートディレクターbookwall 松 昭教)

 七月マイさんはツボでした。微妙にゆるいキャラ、脱力感たっぷりの間の取り方……。画面から「見て見て〜」と呼んでいるような親しみやすさを感じ“衝動買い”に似た感覚で、つい手にとっていました。よく見ると実は計算された構図、のびやかで動きのある線。普段、応募作が1点しかない方は当落の判断に悩むのですが、七月さんの場合は「描ける人」というのが瞬時に分かり、グランプリ選出に迷いはありませんでした。準入賞の西塚さんの世界観も好きです。新しい描き手はどんどん増えています! 今後も楽しみです。

(幻冬舎デザイン室長 平川 彰)

 全体的に作品の安定感はあったように思うものの、これだっ! とはなかなか作品に手が伸びませんでした。ミステリ・エンターテイメント小説を一冊読まれて、そのシーンや人物、そして心象風景を自分らしく描いた作品って、意外と来ないんですね。そんな実用的かつ独創的なイラスト、見てみたいです。キャラに寄った作品が多い中、そんなことを思いました。個人的には、準入賞の老沼さんの作品が面白かったです。

(PONTOON編集長 茅原秀行)

大賞
PONTOON装画コンペティション Vol.11 大賞 七月マイ『キャンディーボクシング』
作品タイトル
『キャンディーボクシング』
作者
七月マイ
Mai Nanatuki
作品サイズ
21.0cm×29.7cm
使用画材
ペン、Adobe Photoshop CS
受賞のことば
数ある素晴らしい作品の中から、私のイラストを見つけてくださって本当にありがとうございました。夢を見ているようです。この夢が覚めないうちに、誰かの心に響く作品を描いていけたら、幸いです。
作者連絡先
PONTOON装画コンペティション Vol.11 大賞 村山 永子『旅人の木』
大賞
作品タイトル
『旅人の木』
作者
村山 永子
Noriko Murayama
作品サイズ
29.4cm×42.0cm
使用画材
自作着彩素材紙によるコラージュ、Adobe Photoshop CS
受賞のことば
思いがけぬ吉報をいただき大変喜ばしいと同時に非常に驚いております。背中を押されるように感じとてもうれしい気持ちです。これからも励みたいと思います。
作者連絡先
PONTOON装画コンペティション Vol.11 大賞 村山 永子『体育館シューズ』
「体育館シューズ」 29.7cm×21.0cm
 
準入賞作品
 
PONTOON装画コンペティション Vol.11 準入賞 木村環(北海道)
作者
木村環(北海道)
Tamaki Kimura
 
PONTOON装画コンペティション Vol.11 準入賞 西塚em(京都府)
作者
西塚em(京都府)
em Nishizuka



PONTOON装画コンペティション Vol.11 準入賞 松栄舞子(兵庫県)
作者
松栄舞子(兵庫県)
Maiko Matsue
PONTOON装画コンペティション Vol.11 準入賞 老沼果帆子(東京都)
作者
老沼果帆子(東京都)
Kahoko Oinuma