お品書き





昭和の歴史を振り返るミュージカルと、己の勘違い人生を振り返るイラストをご用意しました。
ぜひチェックしてね!

 劇団四季さんのミュージカル『南十字星』を観劇しました。太平洋戦争中の時代を生きた若者・保科勲とその恋人・リナの物語なのですが、当時の世相は本やニュースの映像でしか知らなかったので、ミュージカルというかたちで時代が再現されているのを観ていると、まるでタイムスリップしてその場に居合わせたような感覚を覚え、緊張しました。
 また、「出征」という言葉も聞いたことはありましたが、ダンスや歌でそれがリアルに演出されているのを観て初めて「よく知らない外国にちょっとの荷物だけ持って戦いに行く」って、果てしなく心細いことなんだなぁ!と認識することができました。
 そんな中、主人公の勲は勇気を持って南方へ出征し、日本のため現地の人のために奮闘するのですが、日本の敗戦とともに牢に入れられ、戦犯として裁かれることに…。そんな彼を見ていたら、亡くなった祖父が以前TVの戦争の番組か何かを観ながらぽつんと呟いた言葉を思い出しました。「(戦争で)頭と性格のいい奴が、いっぱい帰ってこなかったなー」。
 ……いっぱい帰ってこなかった「先輩」たちの分までシッカリ生きないと。この作品を観てそんなことを思いました。勉強になりました!

劇団四季 作品紹介(ステージガイド) ミュージカル南十字星
http://www.shiki.gr.jp/applause/minami/

社説

Webマガジン幻冬舎: 豊村真理 蛇いちご新聞 第42回

勘違い問題

勘違い問題

 勘違いの多い人生を送ってきました。
 まず、銀行のATM。
 私はけっこうイイ歳になるまで、あの中には人がいて、その人がカードを受け取ったり通帳に印字したりお札を数えたりしているのだと思っていました。てか超狭そうですけど、多分、やむにやまれぬ事情があって中に閉じ込められていて、無理矢理働かされているのかなと。子供の頃はとにかくその「中の人」が心配で、空いている時間を見計らって銀行に赴いては「今、出してやっからな!」と小声でつぶやいてATMを揺する、という地味な救済活動に熱を入れていたものです。しかしATMの表面をいくら調べてもどこにも出入り口とおぼしきドアはなく、どれだけ話しかけても「中の人」は無言だったのが不思議でした。

 また、バスの車内放送も、「おそらく天井の上に人(=ガイドさん)がいて、狭いスペースに横たわって実況放送をしているのだろう」と真剣に信じていました。多分、ガイドさんがいるスペースには外を見るための「小窓」が付いていて、それで外を覗きながらひとつずつ停留所の名前を読み上げているのだろう…と。しかしそう考えると、(雨の日は小窓が曇って外が見えにくいのでは?)とか、(ずっと寝そべっているから、仕事明けは腰が痛むのでは?)とか、(もしも出入り口の戸が壊れて天井から突然ガイドさんが落ちてきたら、こちらはどんな表情で彼女を出迎えればよいのか?)…など、煩雑な悩みが次々と頭に浮かんでしまい、一時期はバスに乗るのが億劫になったほどです。しかしラッキーなことに(?)“戸口が開いて上からお姉さんが落ちてくる"という衝撃シチュエーションに居合わせたことは、未だにありません。

 大人になっても、勘違いは終わりません。
 例えば『ダイ・ハード』。あれは、主人公のマクレーン刑事(ブルース・ウィリス)が「なかなか死なない」から“die hard"というタイトルらしいですが、こっち的にはずっと「マクレーン刑事が散々な目に遭うから“超大変"」=『大ハード』なんだろうと、ずっと脳内変換し続けてきました。つーか原題の意味を知った今でも、そっちの方がしっくり来るし!

 ということで、非常に勘違い&妄想に満ちた人生を送って参ったのですが、
 このたびそんな勘違いやら、妄想(ココロの叫び)やらをイラストにして(ブログに掲載していたものを)電子書籍にまとめさせていただきましたので、ご報告申し上げます。
 タイトルは「
(笑)のサプリ」です。
 下に動画を貼り付けておきますので、ぜひクリックしてご覧になってみてくださいね!

※ちなみに今なら、電子書籍をご購入のうえ

まで感想をメールしてくださったアミーゴ(お友達)全員にオリジナルステッカー(3種類)をプレゼント中でっす。
奮って(ブルン)ご応募ください!

オリジナルステッカー(3種類)



豊村真理(とよむら まり)プロフィール

豊村真理(とよむら まり)プロフィール

1981年生まれ。
「週刊TVガイド」編集部を経てイラストレーターに。第27回読売広告大賞優秀賞受賞。
余命半年から生きてます!」(相河ラズ著/幻冬舎刊)挿絵を担当。雑誌「GOETHE(ゲーテ)」で映画のイラストを連載中。
ブログもだいたい毎日更新中!

豊村真理オフィシャルブログ
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