お品書き



タイプの異なる二人の女性(魔女!?)の友情が描かれた「劇団四季」さんのミュージカル、2作品のイラストを描かせていただきました!
ぜひご覧下さい!!

 有名な童話『オズの魔法使い』を魔女の視点から(!)描いたミュージカルでした。(『桃太郎』で例えたら“鬼の立場から"話を語った感じでしょうか…)。登場するのは、人気者で華やかだけど魔法のセンスはいまひとつ(!?)の女の子グリンダと、緑色の肌で敬遠されているけど魔法の才能は抜群!! の女の子エルファバ。二人は衝突しつつも友情を育むのですが、社会に出てからは「善い魔女」「悪い魔女」として正反対の道を歩むことに…。

 きらびやかな「エメラルドシティ」を二人で旅したり、王子を取り合ったり、魔法(仕事)に取り組むスタンスに迷ったり…。グリンダとエルファバの姿はまるで、女性誌を読みまくって「もてカワOL」になり、幸せをつかもうと奮闘する華やか女子と、深夜残業&休日出勤しまくって仕事に燃える「働きマン」女子の対比のようにも見えました…。リアルです。

 最終的に二人が選んだそれぞれの運命も驚きでしたが、でもそれ以上に、みんなが知っているあの平和な童話を、こんなにも現代風のミュージカルに作り変えてしてしまうなんて! というのが一番の衝撃でした。お話を作った人、演じた人、そしてそれを支える人、すべての人々の強いパワーを感じました。

 どんな道を歩くにしても、「常にいろんな視点から物事を見てみよう。しかもオシャレに!」という『ウィキッド』の世界観を、いつも忘れないようにしたいです!

ウィキッド作品紹介|劇団四季
http://www.shiki.jp/applause/wicked/



 幽霊の女の子マコと、生きている女の子ピコが一日だけ入れ替わる、というミュージカルでした。「生き返ったマコが約束を守らなければ、身代わりなったピコが死んでしまう」というキビしい掟を前にしても、動揺せずに「友達を信じる」ピコ。子供心のシンプルさに心を揺さぶられました。
 あと、最初の方でピコが「幽霊が怖い」と言っていたのを観て、確かに自分も昔は(幽霊怖い)って超思ってたな〜と、しみじみしました。でも大人になると(確かに怖いけど、知り合いの幽霊なら怖くないかも…いや、むしろ会いたい!)とか、だんだん思うようになってきますよね…。それは、大人の強みかもしれません。子供のシンプルさと大人の特性、それぞれを良いカンジにブレンドすれば、けっこう楽しく生きて行けるかも!? そんなことを思えたのも、ピコとマコのおかげです!

夢から醒めた夢作品紹介|劇団四季
http://www.shiki.gr.jp/applause/yume/



豊村真理(とよむら まり)プロフィール

豊村真理(とよむら まり)プロフィール

1981年生まれ。
「週刊TVガイド」編集部を経てイラストレーターに。第27回読売広告大賞優秀賞受賞。
余命半年から生きてます!」(相河ラズ著/幻冬舎刊)挿絵を担当。雑誌「GOETHE(ゲーテ)」で映画のイラストを連載中。
ブログもだいたい毎日更新中!

豊村真理オフィシャルブログ
New Nonsense
http://newnonsens.exblog.jp/