お品書き




「ファッションの秋」を意識して(!?)装いが特別おしゃれな映画&ミュージカルのイラストを描かせていただきました。ぜひご覧下さい。

 李香蘭さんの半生を描いた劇団四季さんのミュージカルを観劇しました。歌姫の人生と、その背景にある日本と中国の歴史が歌とダンスで分かりやすく説明されていたのですが、何かを説明するときに「踊る」というのは良いアイデアですね…。思わず必死で注目してしまいました。そして日本で行われた李香蘭さんのリサイタルを再現したシーンでは、ドライアイスの煙が客席にまで漂ってきて、歌も優雅で、完全に「夢」でした。このステージ記憶を心のエネルギーにすれば、どんなに世知辛い世の中も力強く歩いてゆけそう!
 大スター李香蘭さんにかつて日中両国の国民が夢中になったように、21世紀も「カッコいいよね!」「キレイだよね!」という感動の気持ちを、海外の人とも沢山分かち合ってゆけたらいいなぁと感じました。

劇団四季 作品紹介(ステージガイド) ミュージカル李香蘭
http://www.shiki.gr.jp/applause/rikoran/



 亡きダイアナ妃の真の恋人は、パリで一緒に亡くなったドディ・アルファイド氏ではなく、天才心臓外科医のハスナット・カーン先生だった!! …というショッキングな設定はさておき、とりあえずナオミ・ワッツのダイアナ妃そっくりぶりに目が釘付けでした。でも、確かにそっくりなんだけど、なんか別の人にも似てるような……誰だろう? と、ずっとモヤモヤしながら観ていたのですが、途中で分かりました。…沢口靖子だ。このボリューミーなヘアスタイルはナビスコリッツ。間違いない! そう確信するともうDIANAというよりかはYASUKOにしか見えなくなるもので…。イベントシーンはリッツパーティ、シリアスなシーンは科捜研に思われて仕方ありませんでした。美人は皆、どことなく似通ってるってことでしょうか!? 皇太子と別居したり離婚したり、地雷撤去したり富豪とクルージングしたりと終始忙しそうなダイアナ妃でしたが、きっととても繊細な人だったんだろうなぁ、ということが伝わってくる作品。ケイトさん…強そうで良かったです。

映画『ダイアナ』公式サイト
http://diana.gaga.ne.jp/



 観ただけで人生観が変わってしまうような映画が稀にあるかと思いますが、私にとっては本作がまさにそれ。シャネル、フェンディのカリスマデザイナーのカール・ラガーフェルド氏に密着したドキュメンタリーなのですが、「昔は良かった とか言ってる奴は、今すぐ窓から飛び降りろ!」発言を筆頭に、服装も仕事ぶりも自宅もすべてがクール。(カッコいい人っていうのはもう、考え方から部屋の中まで全部カッコいいもんだな!)ということがよく分かりました。で、鑑賞後、カール邸に触発されて(ちょっと部屋でも片付けるか)と軽い気持ちで掃除に着手してみたのですが……ハッと気づいたら夜中の1時にゴミ袋(大)4つを部屋の隅でまとめ終えてました私。まぁ冷静に考えれば(何やってんの?)なんですが、圧倒的に才能がある人に影響されて少しだけ自分が変われるって、「チョー気持ちいい!」(北島口調)ものですよね。

映画『ファッションを創る男』公式サイト
http://www.alcine-terran.com/lagerfeld/



豊村真理(とよむら まり)プロフィール

豊村真理(とよむら まり)プロフィール

1981年生まれ。
「週刊TVガイド」編集部を経てイラストレーターに。第27回読売広告大賞優秀賞受賞。
余命半年から生きてます!」(相河ラズ著/幻冬舎刊)挿絵を担当。雑誌「GOETHE(ゲーテ)」で映画のイラストを連載中。
ブログもだいたい毎日更新中!

豊村真理オフィシャルブログ
New Nonsense
http://newnonsens.exblog.jp/