10月15日
映画「PLANETARIUM」の撮影から5ヶ月……。
ようやく完成まであとほんのちょっとのところに来ました。
参加してくれたスタッフやキャスト、ボランティアで快く協力してくれたみんな、励ましのコメントをくれたみんなの映画への熱い想いが、今のあたしの心を照らす星の光。
映像や挿入アニメや音楽や音響……すべてのものをフル稼働させて揺るぎない世界をつくりあげる映画作りの魔力は、イメージの芽を大切に大切に育てて、小説っていうまだ誰もみたことがない新しい花を咲かせることの魔力と、方法は違うけどとってもリンクしてる。
あたしは生まれつき、その魔力にとりつかれてるのかもって思う。
ところであたしにとってこの世でいちばん不思議なのは、自分の心っていう矛盾だらけの物語。
その物語はいつだって「次号へ続く」で、結末なんかない。「テーマはなに?」って聞かれてもきっとすぐには答えられない。
でも、どの章にも、ほんとはすごく感動したり、心がほわっとあったかくなったり、どきどきする小さな物語が隠れてる。
物語をどう展開させるか、どんな人とどんな関係になるか、決めるのも自分。
大切な人や、心が震える音楽や景色やアート……なにかと出会うことで、主人公の自分がどんどん変わっていく。
ロールプレイング・ゲームみたいにライフポイントが増えたり減ったり……。
せつなさ、喜び、怒り、誰かを心から求める愛情、孤独、プライド、悲しみ、怖れ、勇気……。
ぜんぶぎっしりつまってて、重くて軽くて、白くて黒くて、優しくて冷たくて、弱気で強気で、美しくて醜い、いつも振り子みたいにゆれてるナゾのカタマリ。そんなどうしようもない不思議さが、あたしを物語の世界へ向かわせる。
クイズには必ず答えがあるけど、このナゾには正解がない。
答えがないから、物語をつくる。きっと……。
「Feel Love」次号に掲載の『SUKIMA NECO 螢猫篇』も、そんなナゾの答えのひとつ。今、頭の中で、エメラルドグリーンの眼をしたスキマ猫が、ごろごろ喉を鳴らしながら、三日月の上に座ってる(笑)。
今回で、デビューから長ーく続けてきたこの「亜美日記」は、最終回になります!!
今まで読んでくれたみんな、ほんとにありがとー!!!!!
これからは
公式サイトと
公式ブログでこれまで以上に、みんなに作品についての想いやメッセージを発信していきたいと思ってるから、よろしく!!
管理人の小宮さんが作ってくれた
公式サイトの「エッセイ」も、中身がまだぜんぜんかけてなかったから、これからは充実させていきたいし、映画「PLANETARIUM」のサイトも、
公式の中に立ち上げるつもり。
それと、GOOD NEWS!
毎回、心をこめて大切に書いてきたこの亜美日記の過去ログは、この幻冬舎のサイトから、ぜんぶ読めることになっています。
バックナンバーは今までのあたしの心が歩いてきた思い出がつまってるから、とってもうれしい!!
あのとき、自分はどんな恋をしてどんな気持ちで空を見てたのかなーって思い出しながら、時々、見てもらえたら最高です。
桜井亜美オフィシャルサイト[Eternal Wind]
[Eternal Wind]
桜井亜美オフィシャルブログ
blog「キアノス・ブルー」