10月19日、第14回公判が終わりました。わざわざ来て下さった渡辺さん、小池の兄貴、田口さん、石倉さん、さちこさん、また宮野さんの友人の女性の方、2人の女性の方、男性の方、川上さん、本当にありがとうございました。来て下さったさちこさんが言っていましたが、「ずっとインターネットを見てきましたが、初めて生の法廷を見ておもしろかったです」と。今回の公判で、次回第15回公判に俺の方の証人として浜先生、木元先生に証言して頂くことが決定しました。第15回公判は、来年2007年2月8日(木)午後2時から4時30分です。また多くの方がいらして下さい。
 別府先生につきましては、浜先生、木元先生の証言後、必要性がある場合また検討、という事です。
 見て下さった方は分かったと思いますが、今の医療、薬事裁判の閉鎖性が出てきました。8月1日更新号に書いたように、鶴岡裁判長、古田、潮海裁判官の方から「意見書も出ているし、浜氏、別府氏の意見書は重なる部分もあるので、代表として浜氏に。そして木元氏については排尿障害との関係があるので証言をお願いしたい」という事でした。それに対して代理人の先生の方から、別府先生は俺の頭の先からつま先までずっと経過観察して頂いたのでぜひ証人として3名、お願いしたいと主張が行われました。前回も3名の証人申請をし、今回も代理人の先生から全力で申請して頂きましたが、裁判所としてはとりあえず2名でという事でした。ずっと長い時間をかけて、代理人の先生も3名一緒に証人としてと申請して下さいましたが、とりあえず浜先生、木元先生の証言を聞いてから別府先生の証言を再検討という裁判所からの返答は変わりませんでした。それを聞いて初公判から実に3年3カ月ぶりに原告側に座った俺も一言意見を言おうと「裁判長」と手を挙げ、「原告本人の福田です。別府先生の証言はダメなんですか?」と聞きました。そしたらすぐに鶴岡裁判長の方から「裁判所が決定した事なので」と俺の意見はそこで止められました。そしたらそれを隣で見ていた代理人の先生が「後で説明しますので」と俺の方に言ってきた。「何だ〜?」と思った。俺は原告本人として意見があるから「裁判長」と手を挙げて質問した。そしたらいきなり鶴岡裁判長の方から俺の発言に待ったがかかった形になった。「訳が分からなかった」と傍聴していた方達も言っていたが、さっきまでニコニコと温厚だった鶴岡裁判長がキレているのだ。「なるほど、何かあるな」と公判終了後に代理人の先生に聞いたら、今の裁判は時間短縮と裁判官の判断により、証人申請してもまったく1人も申請が許可されなかったり、原告本人が発言すると「発言があるなら代理人を通して発言しろ」とか「発言があるなら退廷してから外で発言しろ」と言われるらしい。俺が発言した事は極めて異例な事だというのだ。これを聞いてまず頭に浮かんだのは、ドラマ「白い巨塔」の中で、死んだ弁当屋のおやじの息子が「親父キレてるよ。てめえら、俺の裁判で俺を差し置いて何をゴチャゴチャ言ってんだ。俺に言わせろ」というシーンだ。それを思い出した。何十年経っても未だに変わっていない。医療裁判、薬事裁判は、未だに閉鎖的だ。原告本人の俺は3年3カ月前に天下の東京地裁606号法廷で、代理人もなく1人で原告席に座り、当時の藤山裁判長から「福田さんからいろいろお話を聞きたい」と言われ、口頭弁論した時と同じように発言しただけだ。当時も原稿に書いたが、藤山裁判長の好奇心旺盛な目は忘れない。おそらく日本の医療薬事裁判の歴史の中で、代理人もなくたった1人で初公判の法廷に立ったのは俺が初めてだっただろう。俺としては三十数年前の小学校の学級会の時と何も変わらない。担任に言われた「意見のある人は手を挙げて、大きな声で堂々とハッキリ言いなさい」という教えを今もキチンと守っている。それはこれからも変わらない。朝早く起きて流動食の栄養ドリンク1本を飲み、駅でさらにもう1本を飲み、さてここからは家族の為、応援して下さった人達の為、そして同じ苦しみの副作用被害者の為に命懸けでバリバリ意見を言うぞとのぞんだら、今の法廷はその機会も自由にはなかった。そして俺本人の意見陳述も書面で提出し、その後採否を検討という事だった。「何? 何なん?」という気持ちでいっぱいだ。代理人の先生の仕事は、直接裁判を見て下さった人は分かったと思うが、何も申し分がない。精一杯毎回答弁して頂いている。今回、初めて傍聴に来て下さった方達も、「いい弁護士さんですね」と嬉しそうだった。俺はここまで専門的な準備書面を被告と出し合う為に原告代理人の先生がやって下さっていたので、ずっと傍聴席にいたが、さてこれから「証人審問」「本人審問」とワクワクしていたら、その「本人審問」もこりゃあぶない。もちろん、ここまで十二分に証拠も出して頂いたし、代理人の先生達にはプロとして、10月1日更新号に書いたように、現時点で最高の仕事をして頂いている。でも今の医療薬事裁判で欠けている事、必要な事を、裁判官達は分かっているのか? 薬事裁判は特に副作用について、今回俺の裁判が、何回も言うように、日本初なのだ。だから俺の裁判が判例になる。副作用申請をしたくてもできず、裁判もできない人達の代表が俺なのだ。法律は「国民の生命、財産を守る為にある」。その「国民の声」を裁判官達は聞いていないのだ。「準備書面」「証拠書面」で事務的に行われる裁判。その裁判の裏側では国と製薬会社が論文と事実を鎖国化し、その書面と犬医者の意見書で裁判が行われている。そして国の代理人は「裁判屋」となり、国民である患者の命なんてどうでもいい。ただ自分の業務の為、裁判に勝てればいいから書面だけをバンバン出す。現場の医者達は忙しくて製薬会社のMRの話と鎖国副作用の説明だけを信じて患者にバンバン投薬する。ここで全ての医療薬事を裁く裁判官達に言っておく。全ての準備書面と証拠書面が出て、証人が出て、最後に原告本人(被害者)の「生の声」を聞いて、判決を出す事が、人の命、家族の命を裁く裁判官達には必要じゃないのか? 人間が人間の命を判断する時、「被害者の声」を直接今の裁判官達は聞いているか? だから「白い巨塔」のように「お前ら、誰の裁判やってんだ〜?」となる。それと6月15日更新号に書いたけど、被告代理人の検事の大島氏に電話した時も、代理人を通してほしいとあったが、検事も裁判官も血税で飯を食ってんだから、国民の質問にチャンと答えろ。俺はそれが言いたい。6月1日更新号に書いた「蓋然性」を判断するにも鎖国論文だけ見ていたら本質を間違う。ただ今回代理人の先生に聞いたら「福田さん、ここまでの裁判、鶴岡裁判長、古田、潮海裁判官は、今の裁判制度の中で中立にやってますよ」との答えだったので、次回2月8日午後2時からの第15回公判、浜先生と木元先生の証人審問をみなさんも俺と一緒に見て下さい。俺の姿勢は変わりません。代理人の先生、協力医の先生と「信頼のトライアングル」で「意見のある場合はバンバン手を挙げてハッキリと堂々と」言います。
 今の薬事行政を変える為、副作用の認定制度を変える為、ここまでやって来ました。あとは今の裁判制度の中で足りない「被害者の生の声」を俺は言っていきます。それを裁判所がどう判断するのかをみなさんの目で見て下さい。体はボロボロだけど、またエンジンがかかってきました。今回は傍聴の方も増えて本当に嬉しかったです。俺と一緒に国民の為、患者の為になる裁判になるようにに見守って下さい。代理人の先生と原告本人がタッグを組んで真実が語られるんです。「最強のタッグ」と「信頼のトライアングル」で薬事裁判の新しい道を拓いていきます。どんどん見に来て下さい。薬事裁判は俺の命に直結している。人間の命は血が通ってんだよ。その血の通いを今の「医療薬事裁判」は忘れてないか? 書面に血は通ってない。言葉で人の命は大切だと語られても、人が死ねば「ざまーみろ」「おめでとう」「やっと死んだか」といった落書きが放置される今の日本。前に書いたがニューヨークのように落書きを消す事から治安の問題は解決される。これからも俺は裁判の全てを実名で公開していきます。裁判官、被告の仕事がどうなのか、みなさんが判断して下さい。
 人はなぜ山に登るのか? 山があるからじゃない。自分が大きく成長する為だ。山が大きく高くなるたびに、いろいろな壁、障害が増えてくる。でもそれをサポートして下さる方達と1つ1つクリアーしていく。それを全て正しく公開する事にも意義がある。俺の8年間の1つ1つの問題解決法、そして堂々の歩みが何かの参考にしてもらえたら嬉しい。公にされる事で初めて真実に近づく。閉鎖的なものに真実はない。つまらぬ個人の驕りとわがままだけだ。応援、御見舞い待ってます。被告代理人、仕事楽しいかい? 国民に感謝されてるかい? 家族に堂々と胸張って言えるかい? 俺は楽しいよ。体は辛いけどな。応援してくれる人もどんどん増えてるよ。家族にも堂々と胸張って言えるしな。これからも最後までガンのくれあいしような。頭の先からつま先まで何回もガンくれてやるからな。
 さて公開意見書として、鶴岡裁判長、古田、潮海裁判官、これからもあなた達の仕事が国民の為になっているか、全てを公開していく。中立公正な裁判よろしく。意見くらい言わせろ。

以上

薬害副作用認定裁判支援基金

第15回公判

福田実 Minoru Fukuda

1963年埼玉県生まれ。学生時代、応援団とワンダーフォーゲルで心身を鍛練し、株式会社キャッツに入社。課長、次長、部長と昇進した際にはすべて最年少記録を塗り替えるなど、第一線のビジネスマンとして活躍していた矢先に突然、薬害に倒れる。2003年11月、衝撃の闘病記『私は薬に殺される』を小社より出版し、ベストセラーとなる。本音を激白する個人サイト『福田実の本音』も本日更新!
『私は薬に殺される』
福田実著
『私は薬に殺される』
本体価格1,500円+税